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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309022314
感想・レビュー・書評
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「影を買う店」は面白かった。
「影をはがす」という表現も面白かった。
私的に、影をはがす=命を削るということではないかと思った。
削られるのか、はたまた削るのかは分からないけれど。でも、影というものがある限り私たちは生きている訳。つまりは影が剥がされることによって薄れていくというのは死に向かっているということを表現しているのかもしれないと思った。
店に通う度に、死に向かって行く。
死にたい気持ちも、時が経てば変わるってことはないんだよね。そんなの、理想論に過ぎないよね。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が過去二十年間に発表した単行本未収録の作品を集めた短編集。
一つ一つは短いがかなり濃い幻想的な作品で、個人的にこの手の話は苦手な方なので長編ほど良さがわからなくて残念。