私の方丈記

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309022635

感想・レビュー・書評

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  •  三木卓(1935~2023.11.18)「私の方丈記」、2014.2発行。追悼読書です。方丈記現代語訳、私の方丈記、方丈記原文 の3部構成。

  • 方丈記はおもしろい
     訳はすばらしいが、三木さんのエッセーは人間くさすぎるほどだ。老境といふことか。

  • ふむ

  • 冒頭の部分しか知らなかったので、わかりやすく読めてよかった。
    平安時代末期に今日の都では、10年ほどの間に疫病や大火、飢饉など
    つぎつぎと災害が起こり多くの死者がでた。
    屍が野ざらしにされ、ひどい臭いをだしながら朽ち果てていく様子を見ながら暮らす。
    いやでも生きること、死ぬことが身近にある価値観。
    時代は変わっても、同じことを繰り返しながら生きるのが人間なのか。

  • 古典

  • ここ数週間硬い本ばかり読んでいたので、これはある意味新鮮でした。
    こんな老作家でも仕事をしたくない、ということがあるのか、という新鮮な驚きと、鴨長明も700年前に同じこと感じてたのも、改めて発見。

  • 方丈記の現代語訳は読みやすかった。
    私の方丈記は。方丈記に関するところを抜き出して、自分の来し方を振り返ったもの。

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著者プロフィール

詩人、小説家。1935年生まれ。早大露文科を卒業。詩人として詩集『東京午前三時』でH氏賞、『わがキディ・ランド』で高見順賞を受け、小説家としては「鶸(ひわ)」で芥川賞、『路地』で谷崎潤一郎賞、『K』で伊藤整文学賞を受賞する。児童文学作品や児童文学の翻訳も数多く、『ぽたぽた』で野間児童文芸賞、『イヌのヒロシ』で路傍の石文学賞を受賞するなど、詩、小説、児童文学の世界で受賞歴多数。2011年、旭日中綬章を受章。

「2018年 『ミッドワイフの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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