ぐつぐつ、お鍋(おいしい文藝)

  • 河出書房新社
3.02
  • (1)
  • (11)
  • (38)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 203
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023496

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 鍋についてのアンソロジーです。
    最初が池波正太郎さんで、寒くなったらこんな鍋を食べたいなぁと思いました。
    アンソロジーのいいところは、あまり読んだことがなかった作家さんの文章を読むことによって、新たな好きな作家さんが見つかることです。
    今回は恐れながら北大路魯山人さんのお話が印象的でした。

  • 鍋料理についてのエッセイのアンソロジー。
    なんでこんな夏真っ盛りに…ですが、暑いので、冬に思いを馳せたかったのです。
    鍋料理…こう読んでみると、既読のおいしい文藝に比べるとバリエーションが無い気がしましたが、それでも美味しそうなものがたくさん。
    壇一雄さんの、きりたんぽ鍋の具材をずらずらと並べて「もう日本一の果報者になったような気持ちになってよろしい。」もかわいいし、獅子文六さんは「一人で、自由に食ってれば、いいのである。」という一行には、このシリーズはいつも一人くらいこういうこと言ってる人いるな…という既視感でした。
    筒井ともみさんのところのシンプル鍋の数々がとても美味しそう。
    そしてラストの岸本佐知子さん、さすがでした。岸本さんの感性大好き。

  • 近代文学作家と現代文学作家の、鍋について書かれた文章を集めたもの。
    年代がごちゃごちゃな癖に、出典に全集のタイトルが書かれているので、いつ頃書かれたものかが全く不明。初出年くらいは一緒に書いてほしかったなあ。

  • 2014年12月河出書房新社刊。37編のエッセイ集。鍋奉行なんて言葉もあるくらいに鍋へのこだわりは誰しも持っているからか、心に残る話は、あまりありませんでした。

  • 最高に楽しい。

  • (2017/3/12読了)
    先日読んだ、「まるまる、フルーツ」に続き、おいしい文藝二作目。他にもいろんな本があるけど、まだ寒い季節なので鍋を選んだ。といっても、鍋好きの娘がいるので、我が家は真夏でも鍋。土鍋は一年中活躍する。
    フルーツを読んだ時に、みかんに走り、失敗を恐れて買わなかった桃を、季節には必ず食べるぞと決心したように、鍋でもそそられたものがある。
    美味しを知っている河豚は、先月先々月に続き今月も食べに行く予定で、さらに期待が大きくなり、食べたことがなく見ることも嫌な生き物、生涯食べることはないだろうと思っていたすっぽんを試してみたい気持ちが少し出てきた。
    1883年生まれの北大路魯山人から1983年生まれの島本理生さんまで37名の作家、翻訳家、俳優さん達のエッセイ。鍋好きだけではなく、鍋嫌いな方も。幅広い年代の時代背景とともに楽しめる一冊だったが、時代物がニガテな私、読みにくさもあったので、星は2つ。

    (内容)
    ひとりで、ふたりで、友だちと、仕事仲間と、家族と…。鍋にまつわるあれこれ、37篇。

    (目次)
    小鍋だて 池波正太郎
    小鍋立て論 東海林さだお
    鍋 獅子文六
    河豚 吉川英治
    鳴るは鍋か、風の音か 神吉卓郎
    水戸・烈女と酒を汲む(抄)
    衝撃のスッポン初体験! 中村うさぎ
    ちゃんこなべで縁起かつぎ 石井好子
    「どぜう」文化 荻昌弘
    鏡花と突いた鍋 小島政二郎
    おでん恋しや 池内紀
    春のおでん 川上弘美
    すき焼きー父と二人だけの鍋か ねじめ正一
    ジンギス汗鍋 秋を感じると起きる激しい食欲の胸騒ぎ。 池部良
    よせなべ 久保田万太郎
    鍋料理の話 北大路魯山人
    鍋物で味わうマイホームの幸せ 檀一雄
    寄せ鍋嫌い 筒井ともみ
    あたたかい鍋 増田れい子
    鍋 安野モヨコ
    鍋奉行 山口瞳
    鍋の季節 柴崎友香
    1月 お正月はナベだ! 中島梓
    きりたんぽ鍋、の巻 本上まなみ
    鱈のこと 江國香織
    柳川なべ 沢村貞子
    豚しゃぶの本性〜鍋の脇 阿川佐和子
    鍋にも色々 島本理生
    豚鍋 池田満寿夫
    私の自慢料理 プチ・シャトオ 城夏子
    納豆鍋 小泉武夫
    母の土産 フォンデュ鍋で意外な発見 森絵都
    鍋の奥は深い闇 椎名誠
    わが工夫せるオジヤ 坂口安吾
    空腹を呼ぶ鍋 酒井順子
    鍋 魔法をかけるのは蓋である 中島京子
    鍋の季節 岸本佐和子

  • お腹すく本。
    それにしてもある年代以前は河豚に執着しすぎである。
    食べて次の朝生きていたので好物になったという文に大笑いした

  • ほぼ全員が鍋っていいわ〜と言っているエッセイ集。獅子文六が言うように、食べ物についてなにが好き、なにがおいしいって話はあんまり意味がないですね。でもそういう話、好き。

  • 図書館で。アンソロジーなんだけどあまりに短編すぎて豪華なようなそうでもないような。
    どなたかが書いてらしたけれども確かにおでんって鍋か?
    鍋は使ってるけどでもなんか違う気がする。タジンは鍋か?…懐が深いようで結構鍋の定義って家庭によって違うのかも。

    発酵食品ナベはあまり食指をそそらないなぁ…
    その時々によって食べてい鍋も変わるけれどもこの本を梅雨というか初夏に読んだのは失敗だったと思う。うん。暑い(笑)

  • これはまたふと立ち止まって人生を考えさせられたり.. そして、マヨタマソースはいつか必ず実行する!納豆鍋はちょっと。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1922年東京生まれ。52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。

「2016年 『人生はこよなく美しく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石井好子の作品

ツイートする