92歳 まだまだやりたいことばかり

著者 :
制作 : 鈴木 伸子 
  • 河出書房新社
3.17
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本棚登録 : 20
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023557

感想・レビュー・書評

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  • 印象的な場面が「読書でも芝居でも美術でも、夢中になれるもの、好きなものを持って。興味のままに外に目を向ければ、自然と自分の活動が広がる。」やはり90歳を過ぎても若々しく人生を送るためには、いつも新鮮な気持ち・好きなことを持つことが大切なんですね。

  • 命が尽きる「その時」まで、心身共に充実しながら、
    生きる、それが私の思い。ということで、
    この本のタイトルに目がいって、読んだのだった。

    〈本から〉
    生活は一つ一つの積み重ね。楽をしょう、怠けようと
    すると、急に老け込んでしまいます。そうなる前に
    小さな努力を続けて。

    一つのことを怠けたら、そこから全体が崩れていく。
    歳を取ったからこそ、楽をしよとしてはダメ。

    今の仕事を始めたのは四十代から。今も夢中で
    走り続けています。仕事をしたいという気持ちがあれば、
    遅すぎるということはないはずです。

    読書でも芝居でも美術でも、夢中になれるもの、
    好きなものを持て。興味のままに外に目を向ければ、
    自然と自分の活動も広がっていきます。

    なによりも読書が心の糧。寝る前には必ず読書の
    時間です。

    いつも夢中になれるもの、好きなものを。恋人を
    持つようなものですよ。

    九十歳を過ぎてから、身体の衰えを感じます。
    でも、老いに負けたらくやしいじゃないの!

  • 92歳、今も現役で作家として活動を続ける近藤富枝さんの、元気で長生きの秘訣を公開。食、趣味、仕事、ご主人の介護などをテーマに見えてくる、常にポジティブでいるための生き方指南。

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著者プロフィール

1922年東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務。主な著書に『永井荷風文がたみ』『田端文士村』『本郷菊富士ホテル』『馬込文士村』『一葉のきもの』など多数。

「2019年 『文豪のきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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