正直

著者 :
  • 河出書房新社
3.68
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本棚登録 : 355
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023656

作品紹介・あらすじ

どこへでも行く。
成功の反対は、失敗ではなく何もしないこと。
あなたを応援したい。
あたたかな人生の教科書。

『暮しの手帖』から新天地へ!

49歳を迎え、自分に残された時間が限られていることをふと思った。あくまで感覚的であるが、現役でいられるのが残り20年とした場合、現状に留まる選択も正しいだろう。しかし、新生『暮しの手帖』の完成形をつくり上げた今、新しい世代なり、新しい人材に、自分の席と役目を譲り渡し、自分自身を一度ゼロ設定し、リスクを自覚しながらも、新たなフィールドに飛び込む選択を僕はした。(「おわりに」より)

感想・レビュー・書評

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  • 「一対一が基本」「スイートスポットを見つけること」「なんでもやってみて確かめる」「自分に関係ないことはひとつもない」の章がよかった。
    20代から、30代を迎えようとしている今も、目の前にチャンスが巡ってきたことに対しては一生懸命チャレンジしようとしてきたので、そんなこれまでの人生も悪くはないと思えたし、この本にまた背中を押されたような気がした。
    松浦弥太郎は友人に勧められて初めて読んだがとても読みやすかった。


  • 森の図書室で、「人に優しくなれる本」というポップに惹かれて手に取った。

    読んで良かったと思う本。人生のバイブルとして手元に置いておきたい。

    人は皆一人。孤独に生まれて孤独に死ぬ。

    1人であることが素敵だと思える本。
    「誰かといても1人」

    「正直親切笑顔」

    松浦弥太郎さん、暮しの手帖の元編集者さん、素敵なので他の本も読んでみたい。

  • 物を売る前に自分を売る。
    挨拶をしっかりして、自分のことに興味を持ってもらいその後に、売る。

    物が売れていたり、人気になるのは、みんな共通点があって、それは人を助けている事。

    読みやすいし、本当におもしろかったです。

    人との縁の話しも、納得できて、読んでいてとても気づきになりました。

    短い縁で終わる関係には二つ
    お互いが相手を利用する時と
    与えているものの量が偏っている時。

    なるほどと思ってよみました。

    良かった文章が、
    続かない縁もあり、思いの量ははかれない。
    こんなことを言うと絶望的だと思う人もいるかもしれないが、絶望しないためには、人間は孤独であるという前提を受け入れるしかない
    という所でした。

    著者は、
    「今に見てろ」と心の中でつぶやきながら、夢と希望で胸をいっぱいにして、決してあきらめずに必死になってもがいている
    そんな人に、この本を捧げたいと言うことが書いてあったので、そんな人に是非読んで欲しいと思いました。

  • 斜め読み。いつもと同じような感じ。

  • 高梁図書館にて

  • 大切にすべきことがしっかり書かれた本。とても当たり前だが、気づかない、気にしないことも多く、見直すことも多くあった。

    <メモ>
    自分の一番の友達は自分。孤独。
    まっすぐな自分を受け入れる。

    普通からはみ出す→自分らしさ
    自分のルール
    ストライクゾーンではなく、スイートスポットを見つける。
    →なんでもやってみる
    正直親切笑顔

    精一杯を伝える
    例)手書きの毛筆の手紙

    モノを売る前に自分を売る
    心を籠める

    自分に関係ないものはひとつもない
    好き嫌いよりも、”価値観”
    縁≒思いの量

    生きることは孤独
    →出会いに感謝、縁に感謝、助けに感謝
    →一生かけて何に生きたいのか

  • 松浦さんの本はよみやすい
    精神安定剤かのように、心にすっと入ってくるのが不思議だ
    最後の方のページの人との付き合い方のようなところでとても勉強になるページがあった
    もう一度読み返したい

  • 一読して、色んな事を赤裸々にそして誠実に書いてあるな、と感心しきり。この人が身を切って得た体験を包み隠さず見せてくれるので、人生の指針として非常に参考になる。身の回りにメンターを求めるのも大切だけど、こういう本を読んで自分の行動を調整するのも必要だよな、思ったりした。

  • 筆者の正直な気持ちをまとめたエッセイ的な作品。

    非常に穏やかな文体なのですが、
    筆者が読み手に伝えたいという雰囲気は
    全般的に感じられる、温かい作品です。

    自分の意思をもって、周りに真摯に付き合っていくべきだなと
    感じさせてくれる作品です。

    正直親切笑顔という筆者のモットーの話は
    非常にわかりやすく、皆心がけるべき考え方と思いました。

  • 正直、丁寧に、笑顔。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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