感想・レビュー・書評

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  • 豪華作家陣、様々な時代のいろんな朝ごはんにワクワク♪

    朝ごはんというだけあって、卵料理が多いですね。
    印象に残ったのは…

    角田光代さんの”朝食バイキング”
    すっごくわかる!
    私もホテルの朝食バイキングに心躍らせて挑むクチです。
    さんざん目移りしながら、結局お皿の上にはいつもと変わらない品々(笑)

    森下典子さん”江戸むらさきごはんですよ”
    のり平さん亡き後、CMの声が息子さんだったなんて!
    ”のり平の伝統はDNAによって受け継がれたのである”
    うふふ。

    小林聡美さん”ヒロの朝ごはん”これは読んだことがあったけど、
    やっぱり強烈にパンケーキが食べたくなります!

    増田れい子氏の”さくらごはん”
    お醤油とお酒で炊いた、お赤飯の代わりのごはん…。
    心にしみます。

    佐野洋子氏の”あゝ弟よ君を泣く”
    幼い頃の弟との小競り合いを思い出して可笑しかった~。

    一度も読んだことのない作家さんの作品もあって、
    興味深く読めました。

    このシリーズ4冊も出版されてるんですね。
    知らなかった。私としたことが(笑)

    • MOTOさん
      こんにちわ♪

      アンソロジーの面白い所は、作家さんの名前がバーッと出てくる所ですね♪
      (好きな作家さんはいないかなぁ?)なんて
      好き...
      こんにちわ♪

      アンソロジーの面白い所は、作家さんの名前がバーッと出てくる所ですね♪
      (好きな作家さんはいないかなぁ?)なんて
      好きな人を大勢の中から探す行為って、
      学生の頃の放課後の校庭を思い出して若干ドキドキします。(変態か!?^^;)

      朝ごはんをテーマに、ってなんだか面白そうですね!
      表紙も可愛らしいし、うさこさんのレビューも楽しそうだったので読んでみようと思います♪
      2015/09/30
    • 杜のうさこさん
      MOTOさん、こんばんは~♪
      コメントと、いつもいいね!をありがとうございます!
      嬉しいです♪

      放課後の校庭にドキドキ♡
      わかり...
      MOTOさん、こんばんは~♪
      コメントと、いつもいいね!をありがとうございます!
      嬉しいです♪

      放課後の校庭にドキドキ♡
      わかります!
      「うふふ…みーつけた♪」って感じ(なんか怖い・笑)

      朝ごはん…
      私も多くの本好きさんと一緒で、つい夜中まで読んでしまって。。。
      朝は、ぼけ~っとしちゃって、やらかしてます(笑)
      いや、朝だけじゃないですが…(^_^;)

      美味しそうな本に目がないので、
      これからも本棚にたくさん並ぶと思います(笑)

      MOTOさんのレビュー、とても詩的で憧れます♪
      これからもよろしくお願いしますね(*^-^*)
      2015/09/30
  • 朝ごはん……様々な朝ごはんがあるものです。
    面白かったです。
    和風、洋風、旅先での朝ごはん。思い出の朝ごはん。
    椎名誠さんのところで、朝ごはんはこんなにバリエーションがあるのか、と思いました。蜂飼耳さんのところでもありましたが、フォーの朝ごはんとても美味しそう。
    東海林さだおさんの文章はいつも好きです。ハエやハチがホテルの一員なはずない。
    納豆について書かれている人も多かったですが、ほぼ、東日本の人は納豆食べるけど西日本の人は嫌いみたい、と書かれていて驚きます。わたしは九州に住んでいるけれど納豆大好きだし、かつてやりとりあった千葉の人は納豆食べたことない、と言ってました。匂いが駄目らしい。時代は変わったのかな。
    最終話の、佐野洋子さんのエッセイのお母さんの言葉が寂しく明るく、じんとしました。「天国に行きたいね。一緒に行こうか。どこにあるんだろうね、天国は」「あら、わりとそのへんにあるらしいわよ」

    今朝はてきとうな朝ごはんにしてしまったけれど、明日の朝はもうちょいちゃんとした朝ごはん食べようと思いました。

  • 朝ごはんについてのエッセイ。
    割と特別感のあるがっつり朝ごはんな感じのが多い。
    全体的にパラパラ読み流したけど、万城目学氏には全力で同意したい。
    特に「ル・プチメック」の記述はその通り、どうしましょうって感じです。
    新宿マルイにはよく足を運んでおります。

  • 食べものアンソロジーは楽しいが、「朝ごはん」はもう一つか?同じような文章が多いなあと読みとばしていたが、最後の最後、佐野洋子さんの文章にノックアウトされる。なんでこんなに心に響くんだろう。もう一行目からバシバシ来る。軽いのに鋭くて、おかしいのに悲しくなる。

  • 「食」のエッセイは、いかんわ。お腹空きまくりですわww

  • 朝ごはんに関する短編エッセイ集

  • 美味しそうな朝ごはんの話がたくさん載っていた。書いてる人の生きた時代の影響もあり、納豆に関する話が多かったように感じる。それでも読んでいてお腹が空いてくるような良い話ばかりだった。

  • 色川武大のが一番好きでした。読んでて思わず声に出して笑ってしまった。

  • 「朝ごはん」がテーマのエッセイ集。和式から洋式、時代も様々な朝の食卓の風景が見られます。おいしそう。いくつか触れられてたけど、普段朝ごはんあまり食べられないのに、旅行先ではしっかり食べられるのはなぜだろう。

  • 一つ一つの話が短いので、目次から気になった作品を読んでみるのが、私のおすすめです!!


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著者プロフィール

林芙美子

一九〇三年(明治三十六)、福岡県門司市生まれ。幼少より両親とともに、行商の生活を重ねて九州一円を転々とし、後に広島県尾道市に落ち着く。高等女学校在学中から文才を示し、卒業後上京して多数の作品を発表する。三〇年手塚緑敏と結婚、同年『放浪記』がベストセラーとなる。日中戦争が勃発した三七年以降、女流の従軍作家として活躍した。終戦後、文学的生涯の頂点を迎え、『松葉牡丹』『浮雲』などの秀作を残した。五一年(昭和二十六)没。『泣虫小僧』『牡蠣』『うず潮』『巴里の日記』ほか著作多数。

「2022年 『愉快なる地図 台湾・樺太・パリへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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