感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 色々な時代の、それぞれの著者の朝食に対する思い。
    著者の中には既に亡くなられている方も多くいらっしゃいましたが、意外だったのは洋食を好まれた方が多かったということ。
    朝ごはんに拘ってみようかな、と思えた一冊でした。
    小林聡美さんのヒロのパンケーキ、惹かれました。

  • 914.68

  • 総勢35名? の朝ごはんに対する情熱。

    とりあえず、朝ごはんを食べない、とか言う人は
    さっぱり理解できません。
    これから先に使う燃料を手に入れないで
    どう過ごせと??

    パンにご飯におかゆに甘いもの。
    色々出てくるし、こだわりがあるんだな、と。
    朝はご飯の人なので、自宅でパンだったりすると
    妙な違和感を覚えます。
    なので、旅行先では食べる事のないパン、と
    自宅かそうでないか、で切り替えるようなメニューに。
    とはいえ、美味しく食べられればどうでもいいので
    米でもパンでもこだわりがなかったり??w

  • (2015/7/22読了)
    お肉、ラーメン、ごはん、お鍋に続く、おいしい文藝の第5弾だそうです。
    いろんな雑誌や書籍に収録されていた朝食にまつわるエッセイを、集めた本。
    小説の作家さんだけではなく、詩人や料理研究家もいるし、すでに逝去されてる人も多い。
    いろんな時代の35編を読んでみて、時代的には問題ないけど、エッセイって、文章の書き方や話の建て方が重要なんだなぁと、また内容ではないところに気持ちが引っかかってしまいました。
    短時間しか眠れない病を持つ色川武大さん、紅茶とパンにこだわる堀井和子さん、地元に愛されているうどん屋の場所を覚えられない吉村昭さん、この話は実話なのかと恐怖を感じた立原正秋さん。中でも興味深かったのはこの4作です。

    (内容)
    ヨソは、何食べてる?阿川佐和子、池波正太郎、色川武大、角田光代、久住昌之、佐野洋子、万城目学、吉村昭…など35人による朝ごはんエッセイ。

    【収録作品】
    林芙美子 ──朝御飯
    色川武大 ──朝は朝食 夜も朝食
    久保田万太郎 ──喰べもののはなし
    角田光代 ──朝食バイキング
    よしもとばなな ──イタリアの朝ごはん
    石垣綾子 ──朝食のたのしみ
    堀井和子 ──1日3食、朝ごはんでもいい!
    森下典子 ──漆黒の伝統
    井上荒野 ──日曜日の気配
    佐藤雅子 ──卵、たまご、玉子
    万城目学 ──モーニング
    山崎まどか ──朝ごはん日和
    吉村昭 ──朝のうどん
    小泉武夫 ──秋田は納豆王国
    山本ふみこ ──朝餐
    團伊玖磨 ──味噌汁
    椎名誠 ──二日酔いの朝めしくらべ(国際篇)
    西川治 ──大英帝国の輝かしい朝食—イギリス/田舎のホテル他
    東海林さだお ──オリエンタルホテルの朝食
    池波正太郎 ──牛乳、卵、野菜、パンなど─フランスの田舎のホテル
    小林聡美 ──ヒロの朝ごはん
    阿川佐和子 ──豆乳の朝
    蜂飼耳 ──ハノイの朝は
    渡辺淳一 ──朝は湯気のご飯に納豆
    向田邦子 ──海苔と卵と朝めし
    河野裕子 ──卵かけごはん
    筒井ともみ ──早春の朝ごはん
    堀江敏幸 ──白いお味噌汁
    窪島誠一郎 ──卵かけご飯
    増田れい子 ──さくらごはんを炊いた朝
    川本三郎 ──「きよや」の納豆汁
    久住昌之 ──朝のアジ
    徳岡孝夫 ──霧の朝のハムエッグス
    立原正秋 ──蝮と朝食
    佐野洋子 ──二〇〇五年冬

  • 朝ごはんに関するエッセイ。全部読むには量が多すぎて飽きる感じ。興味のあるひとだけつまみぐい。
    色川さんナルコレプシーのことゆってるの、興味深く読んだ。

  • 朝ごはんへのそれぞれの思い入れが楽しい。そもそも、昼食や夕食っていうのはそのメニューの内容がメインになるのに、朝食だけは"朝ごはんという行為"そのものが朝食、といった側面が大きい気がする。いやもちろんメニューも大事ですが。
    ちなみに本作の中で一番印象的だったのは佐野洋子さんの一編。

  • 作家さん達のこだわり朝ごはんエッセイ。しかし皆さん良く旅をされるし、海外に住まれていた経験も多くお持ち。驚きです。文体が懐かしかったりもして興味深く読めました。阿川さんを楽しみに読みましたが他の方のこだわりもとても面白かったです。我が家の朝食は基本パン。ですがたまにはご飯で朝食も良さそうです。私白米苦手ではありますが、美味しそうな米の描写の連続に「米食べようかな・・・」と思わされました。

  • 何人か気になる著者がいて手に取ったが、あまり心惹かれるものではなかった。他の本からの引用だとしらず、文章に唐突感があったりしてあまりはまらなかった。

  • 永谷園の江戸むらさきって懐かしい

  • 色んな作家さんの色んなご飯の話。こういう食べ方あるんだ!とか雑誌のように置いておきたい一冊。

全62件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1903(明治36)年生まれ、1951(昭和26)年6月28日没。
詩集『蒼馬を見たり』(南宋書院、1929年)、『放浪記』『続放浪記』(改造社、1930年)など、生前の単行本170冊。

「2021年 『新選 林芙美子童話集 第3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林芙美子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×