葬送学者 鬼木場あまねの事件簿

著者 :
  • 河出書房新社
3.21
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本棚登録 : 95
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023892

感想・レビュー・書評

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  • 民俗学の中でも葬送にスポットを当てた謎解きです。
    現代ミステリーから歴史調査まで行ってます。

    話自体は展開が早く、コメディ調です。一瞬東川篤哉の作品かなぁと思ってしまいました。

    様々な葬送の仕方があり興味深いです。次作もあればいいのになぁと感じています。

  •  大学の民俗学教授と研究助手のコンビが、日本各地を巡って葬送儀礼に関する謎を解き明かす、葬送学ミステリ。
     冠婚葬祭の中でも、葬送儀礼に特化した推理物で、現代の殺人事件から、戦国時代の歴史ミステリの範疇まで、対象領域は幅広い。
     また、探偵役は上司と部下でありつつ、実際に謎を解くのは助手という逆転構造となっている。
     全体的に軽いノリのラブコメタッチで、民俗学に明るくない初心者でも、気軽に楽しめる作りとなっている。

  • エンタメ小説としては面白かったです。この類の本は著者に期待していませんが。「死に水」はなかなか面白かった。

  • 葬送学者の視点でいくつもの事件や謎を解決していく物語。二人の濃いキャラのやり取りや恋愛模様(?)も面白く、読みやすかった。シリーズ化してほしい作品。色々な土地の葬儀の話や歴史も分かりやすく、読んでいておもしろかった。

  • まぁ、面白かったし、サクサク読めた。普段得られない知識にも触れられたが、で?、という感じ。終わり方も中途半端。でも、続きが出たらまた読むんだろうなぁ、と言う感じ。

  • なんだただのだめんず好きか…

    初対面で理想を打ち破られた、なら兎も角、散々迷惑をかけられてキモいキモいと言っているにもかかわらず、それでも追っていくのが全く理解できない。
    次巻があったら、ことあるごとに最後の選択を悔いる言葉がでてくるだろうなと思います。

    話としては面白いんだけど、教授がウザすぎてなんだかなあ。
    読むのつらい。

  • 葬送儀礼に魅せられた美人助手・鬼木場あまねと、柳田國男オタクの民俗学教授・福満が繰り広げる「葬送学」ミステリ。各地の葬儀を巡るあまねが、ある日の葬儀で殺人事件に遭遇する……。

  • 一気に読んでしまった。
    シリーズ化を期待!

  • おふざけが楽しく、謎解きは面白かった。

  • (2018-01-28)(2017-02-17)(2019-02-24)(2019-11-12)(2021-11-02)(2022-03-16L)

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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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