アンフェアな国 (刑事 雪平夏見)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023960

感想・レビュー・書評

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  • No. 24は026A,7
    読了日:2024年 3月1日

    刑事 雪平夏見シリーズ 5作品目。

    この物語は、ひき逃げ事件で逮捕された方が別人物だという情報を雪平刑事が知り調査を始めるといったものです。

    読み終わった後、消化不良を引き起こしました。
    雪平刑事と娘の美央さんの関係性はどうなるのか。
    安堂刑事との恋はどうなるのか。
    そしてなにより林堂さんは、無事なのか。
    今後、展開がどうなっていくのかとっても気になります。

    ドラマを未視聴な為、見ようと思います。

  • 雪平夏見シリーズというより、アンフェアシリーズっていうのか?
    そういや篠原涼子がやってた刑事モノの原作か?
    見てねーし。シリーズ何作目かも知らない。
    その程度の知識で読み始める。

    雪平、その元上司、安藤、平岡が元々のチームだったらしいが元上司と雪平は前の事件の影響でそれぞれ転勤したらしい。
    新宿署の組対に配属されたが、ドコモショップの女性に頼まれて、轢き逃げ事件を追う。それが韓国絡み。
    韓国の財閥御曹司で次期大統領候補がドコモショップの女性の腹違いの兄で、それの隠蔽の為に下半身にだらしがない父親を消そうと企んだマル暴と仕組んだ腐敗警官、それを韓国まで行って暴く雪平。

    読み始めると止まらず一気に読了。
    読ませるが、読後感はイマイチ。でも読んでる間は楽しめる。



  • 相変わらず息をつかせぬストーリー展開


    結末が知りたくて
    次を次をと読み終わった


    最後は
    イエス オア ノー ?

  • シリーズ5作目。映画が完結なので、小説もこれで終わりなのかと思って、読んだけど、期待を持たせる終わり方で、まだ続きそうな感じ。今作は新宿署の組対課に雪平が配属されるところから始まる。仕事を与えてくれない新しい部署の中で、携帯ショップの店員に相談されたひき逃げ事件を一人で追い始める雪平。その事件の背景には・・・映画とは全然ストーリーが違うけど、何と言っても、小説版では安藤が生きている!やっぱりこの二人のコンビが好きなので、続いて欲しい。

  •  このシリーズは映画のインパクトが強すぎて、久し振りに読むと混乱します。

     安藤がいい。こんなにしっかりしてたっけ?雪平をしっかりとサポートして。もう、安藤の思い届け!

  • 雪平夏見シリーズの4作目

    新たに配属された新宿署にて、携帯購入をきっかけに調べ始めた過去の事件が雪平と回りを巻き込んで進んでいく。
    いつもより残忍なシーンが少なく、自分としては読みやすくてよかった。
    新宿署で新たに何かが始まるのか。すこし楽しみ

    自分は長いものに巻かれ、前のめりの人がいたら一歩引いてしまう。
    せめてその場に踏みとどまれるように頑張ろう(笑)

  • やっぱりストロベリーナイトの姫宮シリーズと混同してしまいそうになる、、、

    ひき逃げ事件を発端にした謎を、雪平が暴いて行く。

    韓国がアンフェアなのか、日本がアンフェアなのか

  • アンフェアのシリーズは1作目から全て読んでいます。
    ドラマを観たのがきっかけでした。
    途中からはドラマと原作は全く違う話になっていきましたが、私は原作の方が好きです。
    何といっても、安藤くんが生きている!そして、未だに雪平夏見を慕ってそばにいてくれる。
    そして今回のラスト...雪平の答えは...??
    想像した通りならうれしいな。
    でも雪平夏見はこちらの期待通りには動いてくれないかな。
    次回作はあるのでしょうか。
    でも、今回のラストのまま、みんなの想像にお任せ...というのも悪くないかもしれません。
    今回のストーリー自体は切ないものでしたが、今までのシリーズの中で、私は1番好きだと思いました。

  • 篠原涼子さんと瑛太さんの顔が浮かんでくるけれど、映像とはもう別物ですね。でも安藤に生きてて欲しかったので、楽しく読めた。
    前の話をすっかり忘れていたけれど、一気読みできた。
    個人的には小説にあまり政治っぽい主張や説教?というと語弊があるが作者の思いのようなものが物語と別に浮き上がって見えてしまうと、集中が切れるのであまり好きではない。もちろん作者には思いがあって当たり前なので読者の勝手な希望だが。物語と一体になっていれば気にならないのだけれど、その境目が何かはわからない。本作を読んでいる時、少しその途切れがあったのは残念でした。

  • シリーズ最高傑作なのでは? と思うほど完成度が高かった。
    ドラマからファンになり、原作も読み始めた口ですが、いつもあれ? 安藤生きてる、とそこから始まってしまう笑。そうだ。こっちの安藤はちゃんと生きてるんだと瑛太の顔を思い浮かべながら。
    シリーズ5作目ですが、殺してもいい命らへんからすごい面白くなったんですよね、原作版。ラストが珍しくハッピーエンドっぽいとこよもよかった。一筋縄ではいかないかもしれないけど、安藤と雪平には幸せになってほしい。そして美央にも。
    ミステリー色強いです、最後までわからなかった。うまくバラバラに見えた話たちが最後綺麗にまとまってく感じはお見事。次作もあるかな。なくてもいいな、このままハッピーエンドで終わってほしい。次作続いちゃったらまた雪平の周りの誰か、それこそ安藤かもしれない誰かが死んでしまうものね。

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著者プロフィール

1968年生まれ。小説家・脚本家・演出家・映画監督。2004年『推理小説』で小説家デビュー。同作はドラマ&映画化。著書に『And so this is Xmas』『女子大小路の名探偵』他多数。

「2023年 『Change the World』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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