新カラマーゾフの兄弟 上(上・下2巻)

著者 :
  • 河出書房新社
3.58
  • (4)
  • (10)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 148
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309024226

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 河出書房新社 — 亀山郁夫インタビュー『新カラマーゾフの兄弟』入門
    https://kawadeshobo.tumblr.com/post/133512035157/%E4%BA%80%E5%B1%B1%E9%83%81%E5%A4%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E6%96%B0%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BE%E3%83%95%E3%81%AE%E5%85%84%E5%BC%9F%E5%85%A5%E9%96%80

    河出書房新社のPR
    ドストエフスキーの未完の傑作、ついに完結……あのミリオンセラーの翻訳者が作者の遺志を継ぎ、現代日本を舞台に「父殺し」の謎に迫る。桁外れのスケールで贈る、著者初小説!
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024226/

  • ひょんな事から知った作者の本を読んでみようと、カラマーゾフなんて何も知らずに手に取った。
    通勤時間に読むようなボリュームではなく、読み返しながら読了。
    そもそものカラマーゾフに関する部分は読み流しても、それなりに面白い。
    新興宗教や価値観などの話。
    ロシア崩壊の後に読めばまた違う感想なのだろう。
    多数の伏線を回収しながらのため、うっかり話を忘れてしまう。
    神に関する考えは興味深い。

  • ドストエフスキーの未完の長編小説「カラマーゾフの兄弟」の訳者が創作した、「あったかもしれない」続編。ということで、是が非でも読まなければならないと手に取った。

    どうやらカラマーゾフの続編ながら、「地下室の手記」ならぬ「Kの手記」が組み込まれている。Kというのは、作者亀山郁夫のようでもあり、主人公黒木リョウの頭文字Kのようでもある。

    また、両者の生きる世界は、「嶋先生」や東京は「野方」を蝶番として、パラレルワールドのようでもありながら、繋がっていそうでもある。

    中盤、夢の描写や幻想的な描写が続出するので、いま、なんだかストーリーがよくわからなくなっている。
    ---------------
    終盤、いよいよ、K氏と黒木リョウの動向がよりあわされてきた。

  • 今30ページ目くらい。やっとカラマーゾフ感を思い出してきた。これはかなり長い戦いになりそう。

  • たまたま設定日と同じ9月5日に読破。
    K教授は亀山さんのこと?ドストエフスキーのことも代弁しているのか?
    下巻に続く。

  • 私の主人公に愛を込めて。

    『カラマーゾフの兄弟』を読んでいて、かつ、1995年という時代(阪神大震災やオウムなど)の空気を知っていないと、この話を読むのはしんどいと思った。Kの手記と黒木家の物語が交互に入ってくるのは、どこで関わってくるのだろうと読み進める吸引力にはなったけれど。でも、いかんせん長くて半分を超えたくらいで辛くなってしまった。そういえば、ドストエフスキーの方も、半分を超えたあたりでギブアップしそうになったような。

  • なかなか読みづらいようにも感じますが、地下室の手記よりは読めます。
    あっちこっちと寄り道するところも含めて、群像劇的だと感じました。

  • 黒木兵午とミツル、イサム、リョウの3兄弟、料理人須磨幸司、そして瑠佳、香奈という重要な配役は本編のキャラそのもので、現代1995年頃を舞台として、父・兵午の13年前の謎の死からの物語を紡いでいく。Kの手記と黒木家の兄弟の2つの物語が進行していく書き方は村上春樹ばり、「1Q84」を読んでいるような錯覚さえ感じる。Kが著者自身であることを年齢・大学名などから隠さない。どう展開していくのか興味を惹く。「フクロウ」事件、Windows95登場が悪魔の支配を予見することも春樹本を想起させる。イサムとリョウの「大審問官」談義、神に代えての国家、幼児虐待に関わる会話。兵午の死の謎を巡るイサムと須磨の会話などが本編を繰り返す形で再現することが非常にスリリングで楽しく!正に謎解きの喜び。

  • レビューは下巻にて

  • 請求記号:913.6/Kam/1
    資料ID:50081399
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ロシア文学者。名古屋外国語大学学長。

「2019年 『万葉集の詩性 令和時代の心を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新カラマーゾフの兄弟 上(上・下2巻)のその他の作品

亀山郁夫の作品

新カラマーゾフの兄弟 上(上・下2巻)を本棚に登録しているひと

ツイートする