グローバライズ

著者 :
  • 河出書房新社
2.66
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  • (28)
本棚登録 : 725
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309024523

感想・レビュー・書評

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  • この本がどんな短編小説かを話すのは難しいので、わたしがどのようにこの小説を楽しんだか話そうと思う。
     まず一度目は小説をそのまま丸っと呑み込んで、読んだ後に湧いてくる感情を楽しむ。わたしは呆然愕然驚愕となって再度本を開いていた。
     二度目は想像力をフルに使って。言葉や台詞から推察し想像し勝手に短編同士を繋げて、小説の向こうの物語を楽しむ。
     このように楽しめるのも、心理的描写がなく動作描写と台詞のみで構成されているので人物の心理を動作描写から勝手に想像できること。また、文章が端正で丁寧な言葉選びがされており、簡素で的確な表現によって場面が妙に生々しくはっきりとしたイメージができるからだろ。
     特に印象的だったものは"観光"。言葉の並びやテンポがよく、読みながら脳内でフラッシュが現れては消えを繰り返すのが快感だった。
     題材は人を選ぶと思うので先ずは試し読みをオススメする。

  • アメトークの読書芸人で薦められていたとの事。
    帯のコメントも豪華で好みの人選なので期待してました。

    結果は読んで正解でした。
    脳天をガツンとやられるような衝撃。筆力ありすぎる。
    クスリなんかやらなくても文学でブッ飛べるんだな~
    ちょっと石丸元章のノンフィクション『speed』を思い出した。
    ご飯食べるとき「うっ」となりそうな記述あり。
    「ジェロ~~ム!」はツボった。
    テレビじゃ絶対できないコントみたい。

  • AIすら書くのを躊躇するような、気持ち悪い短編集です。
    よく意味がわからない話、心の底から読まなければよかったと思う話、など、基本的に嫌な気持ちになる話の連続です。
    なのについつい次の話も読み進めてしまい、「天才すぎる!」と感動して笑ってしまう話もあり、かと思うとまた気持ち悪い話があり、なんでこんなことをこんなにリアリティある描写で書く必要があるんだ、てか何故これを小説にしようと思ったのだろう、と発想の源がわからなかったりして、しかし最後には人類の脳味噌の最高到達点のようなものを突きつけられ、本当の天才はここまでいっちゃうんだな、と圧倒されました。



    「道」は純粋に面白すぎるしこんなこと思いつくの天才過ぎるしめちゃくちゃ笑いました。
    「globarise」の発想の突き抜け方が、もう人間の思いつくレベルの話ではなく、読み終わってからもしばらく動悸が止まりません。救心を買いに行きたいです。



    「読んでよかった!」って話と、「読まなければよかった!」って話が混在してます。でも、「読んでよかった!」って話が凄すぎるので、それを読んだら他の話もどうしても読みたくなるから、どっちみち全部の話を読むことからは逃げられないのかもしれません。


    心からおすすめしたい気持ちと、心からやめた方がいいよと思う気持ちが、ちょうど半々です。

  • ぶっ飛んでいた。展開にびっくりして読み返したりしても何にもヒントも答えもない!ぽかーん。でも気付いたらジェロームを求めている自分がいる。道は吹き出す面白さである。なるほど、伊勢丹にはそう行くのね。ちょっと汚い話だらけだから、こっそりおすすめしたい一冊。

  • 帯に惹かれて読んで見たが、無理だった。
    不条理系?

  • やべえな。ラス前の話は笑っちゃったなあ。
    白人バックパッカーの話。やられた。

  • 読書芸人光浦さんオススメ。

    短編集になっていて、3話ほど読んだけれど、…だめだった…
    まずもう1話目の温泉の話が気持ち悪くて、2話目の頭部の話はまだまし。
    私の1日に、この本を読みたい気分の時間が無く、図書館に返却。

  • 初めのニ篇はテレビ版『トリハダ』みたいだな〜って思って読んでた。
    局部の皮をジッパーに挟んだりうんこ食べ始めたあたりで脱落。

  • 文学

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著者プロフィール

1981年生まれ。著書に『ポジティヴシンキングの末裔』、『グローバライズ』、『生成不純文学』、『人間界の諸相』など。

「2020年 『サピエンス前戯 長編小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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