こんがり、パン(おいしい文藝)

  • 河出書房新社
3.12
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本棚登録 : 268
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309024660

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは三冊目。
    パンが好きです♪
    偏食で給食居残り組の常連でも、あげパンだけは真っ先に!(笑)

    江國香織さん・フレンチトースト。
    立松和平さん・コッペパン
    平松洋子さん・パンの耳。
    群ようこさん・ホームベーカリー。などなど。
    一番印象的だったのは、荻昌弘さん。
    日本ではなぜパンをパンと呼び、ブレッドといった英語を使わないのか。
    あんパンだからいい。あんブレッドでは気が乗らない。
    なるほど!
    「アンパンマン」が、「アンブレッドマン」では、ちょっと……ですよね。

    あんパン、クリームパン、ジャムパン、チョココロネ、あげパン、焼きそばパン、コロッケパン、好きなパンは色々あるけれど、
    時々、もう一度食べてみたいなぁと思うのは、
    子供のころ新幹線の車内でよく食べた、日本食堂のサンドウイッチ。
    紙の箱におしぼりと一緒に入っていて、ちょっとぼそぼそした薄いハムサンド。
    なんかこの表現だと、ちっとも美味しそうじゃない(笑)。
    でも、ごちそうでした~。

    • koshoujiさん
      うさこさん、お久しぶりです。私は元気です(笑)。
      すみません。色々と忙しくてご返事もできませんでした。
      本は2冊読みました。
      樋口有介...
      うさこさん、お久しぶりです。私は元気です(笑)。
      すみません。色々と忙しくてご返事もできませんでした。
      本は2冊読みました。
      樋口有介最新刊「ぼくはまだ、横浜でキスをしない」と朝井リョウの最新刊。
      ただレビューが書けませんでした。
      ホントに疲れ果てていて、じっくり文章を書く気力が出ないのです。
      とりあえずご報告まで。<(_ _)>
      2016/12/18
  • あまり読んだことのない方の文章が読めるので、こういうアンソロジーは楽しい。今回一番面白かったのは(文章ではなくマンガなんだけど)犬丸りんさんの「ヤキソバパンの思想」。味わいのある絵がとても良かった。「おじゃる丸」、子どもたちと一緒によく見た。好きだったなあ。亡くなられたのを知ったときはとても悲しかった。

    伊藤比呂美さん、佐野洋子さん、岸本佐知子さん、穂村弘さん…、こういうラインナップには本当に嬉しくなる。必ず面白いんだもの。とりわけ心に残ったのが、伊藤比呂美さんによる次のくだり。

    「日本語の幼児語では、パンを、『ぱんぱん』という。ぱんぱんたべる? と、こう、あかんぼに身をかがめて、その乳くさいにおいを嗅ぎながら訊きますと、答えはどうあれ、なんですかそこに、ふわふわの子育てが、子育てのきたない部分も、うっとうしい部分も、泣きたくなる部分も、何もかもとけてってしまうような、そんなふわふわの部分が、立ち上がってくるような気がします。しません?」

    しますします。

  • 河出書房新社のおいしい文藝シリーズ。めったに買わない単行本を買ってしまった。『ずっしり、あんこ』と迷ってこちらを。「私たちこんなにパン好きなんだぜ!」という熱量はほどほどに作家41人それぞれの生活や思い出にパンがありやさしさがあるエッセイだった。

  • 様々な作家の、ある食べ物について書かれたエッセイを集めた変わったエッセイ集、今回のテーマは「パン」。
    あらゆる年代の(すでに鬼籍に入られた方も多い)エッセイを集めているため、「パン」というものが日本の生活にどのように馴染んできたのかが垣間見えるのが面白い。
    昭和の頃のジャムパンの思い出、バゲットをはじめとするフランスの香りへのあこがれや驚き、やがて日常的においしいパンが買えるようになり、夜中に小腹がすいたら食べるようなものになり、ついにはホームベーカリーで簡単に自作するものになる・・・。
    日本食文化におけるパンの位置づけがどのように変遷してきたかがよくわかる・・・といったら大げさだけど、おもしろい。
    それにしても何名かの作家が「ロバのパン屋」について書いているのに驚いた。そんなメジャーな移動パン屋さんがあったのか。

  • +++
    こうばしい香りに包まれた「パン愛」あふれるエッセイ41篇を収録したアンソロジー。パン好き必携「おいしい」文藝シリーズ第8弾。
    +++

    カバーの色からしてこんがり香ばしそうで、見るだけでよだれが出そうである。そんなパン好きな作家たちが、パンにまつわる思い出や体験談、パンに求めるものといった事々を、ひと言ずつ寄せている。パンいま昔物語的なものも多く、現代の日本に暮らすしあわせを改めてかみしめる思いである。パン好きとしては、手に取らざるを得ない一冊である。

  • 好きな作家さんらがたくさん載っていたので図書館で借りてみたのだが、お腹空くより睡魔が襲う方の割合が高かった。平松洋子さんはさすが食エッセイがうまい

  • パンが好き♪まぁそれとは関係なく「おいしい文藝」だから読んでいるんだけれど(^^;)最後まで大好きなシナモンロールが出てこなくて「人気ないのかな~( ´△`)」と少し落ち込む(-.-)岸本佐知子さんの「一度きりの文通」が心暖まる良い話だった(^^)♪

  • 図書館の福袋本。あらゆるエッセイからパンにまつわるエピソードを抜き出して並べたパンアンソロジー。ただただ書かれているパンが美味しそうというだけでなく、ロバパンや芋で作ったパン、しょうがパンなど、共通する思い出のエピソードがそっと並べられているのがなんだか嬉しい。同じ事柄でも立ち位置も見方も思い出も違う。サンドイッチの好みもそれぞれ。それが楽しい。思いがけず当たり本だった。

  • たのしく、おいいしく読んだ。
    岸本さんのパン屋さんとの文通話しは素敵だったな。
    この人のエッセイをよんでみたいな、と思った。
    こーゆーいろんな人の文章を一度に読める本は新しい人との出会いがあって楽しい。
    中原さんのはなんだか少女雑誌の特集記事みたいでおもしろかった。口調がやさしくて、時代を感じる。美しい言葉がまだ日常にあった時代。
    玉村さんのカスクルートサンドイッチはなんかめっちゃ美味しそうだったので思わずメモってしまった。
    今度絶対作るべし。

  • いろいろな人のパンにまつわるアンソロジー。

    数ヶ月前から、息子の離乳食用にパン屋さんで食パンを買い始めた。
    離乳食だけでは多いから……と理由をつけて、おこぼれを味わう。
    ひとくちに食パンと言っても、素人にも分かる「パン屋さんの食パンの美味しさ」!

    パン粥が切れないのは、それが理由なのだ、息子よ

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
1937年横浜市生まれ。本名・赤瀬川克彦。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業、武蔵野美術学校油絵学科中退。画家・作家。60年代はネオ・ダダ、ハイ・レッド・センターに参加、前衛芸術家として活躍する。70年代は、『櫻画報』などでパロディー・漫画作品を発表。1979年作家・尾辻克彦として執筆した『肌ざわり』で中央公論新人賞、81年『父が消えた』で芥川賞受賞。86年路上観察学会創立に参加。その後ライカ同盟、日本美術応援団を結成。
主な著書に『オブジェを持った無産者』『超芸術トマソン』『カメラが欲しい』『赤瀬川原平の名画読本』『正体不明』『新解さんの謎』『老人力』『四角形の歴史』『東京随筆』など他多数。2014年10月「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体」展(町田市民文学館)「赤瀬川原平の芸術原論 1960年から現在まで」展(千葉市美術館)開催。同月26日逝去。

「2018年 『赤瀬川原平 カメライラスト原画コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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