こんがり、パン(おいしい文藝)

  • 河出書房新社
3.12
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本棚登録 : 267
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309024660

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは三冊目。
    パンが好きです♪
    偏食で給食居残り組の常連でも、あげパンだけは真っ先に!(笑)

    江國香織さん・フレンチトースト。
    立松和平さん・コッペパン
    平松洋子さん・パンの耳。
    群ようこさん・ホームベーカリー。などなど。
    一番印象的だったのは、荻昌弘さん。
    日本ではなぜパンをパンと呼び、ブレッドといった英語を使わないのか。
    あんパンだからいい。あんブレッドでは気が乗らない。
    なるほど!
    「アンパンマン」が、「アンブレッドマン」では、ちょっと……ですよね。

    あんパン、クリームパン、ジャムパン、チョココロネ、あげパン、焼きそばパン、コロッケパン、好きなパンは色々あるけれど、
    時々、もう一度食べてみたいなぁと思うのは、
    子供のころ新幹線の車内でよく食べた、日本食堂のサンドウイッチ。
    紙の箱におしぼりと一緒に入っていて、ちょっとぼそぼそした薄いハムサンド。
    なんかこの表現だと、ちっとも美味しそうじゃない(笑)。
    でも、ごちそうでした~。

    • koshoujiさん
      うさこさん、お久しぶりです。私は元気です(笑)。
      すみません。色々と忙しくてご返事もできませんでした。
      本は2冊読みました。
      樋口有介...
      うさこさん、お久しぶりです。私は元気です(笑)。
      すみません。色々と忙しくてご返事もできませんでした。
      本は2冊読みました。
      樋口有介最新刊「ぼくはまだ、横浜でキスをしない」と朝井リョウの最新刊。
      ただレビューが書けませんでした。
      ホントに疲れ果てていて、じっくり文章を書く気力が出ないのです。
      とりあえずご報告まで。<(_ _)>
      2016/12/18
  • あまり読んだことのない方の文章が読めるので、こういうアンソロジーは楽しい。今回一番面白かったのは(文章ではなくマンガなんだけど)犬丸りんさんの「ヤキソバパンの思想」。味わいのある絵がとても良かった。「おじゃる丸」、子どもたちと一緒によく見た。好きだったなあ。亡くなられたのを知ったときはとても悲しかった。

    伊藤比呂美さん、佐野洋子さん、岸本佐知子さん、穂村弘さん…、こういうラインナップには本当に嬉しくなる。必ず面白いんだもの。とりわけ心に残ったのが、伊藤比呂美さんによる次のくだり。

    「日本語の幼児語では、パンを、『ぱんぱん』という。ぱんぱんたべる? と、こう、あかんぼに身をかがめて、その乳くさいにおいを嗅ぎながら訊きますと、答えはどうあれ、なんですかそこに、ふわふわの子育てが、子育てのきたない部分も、うっとうしい部分も、泣きたくなる部分も、何もかもとけてってしまうような、そんなふわふわの部分が、立ち上がってくるような気がします。しません?」

    しますします。

  • 河出書房新社のおいしい文藝シリーズ。めったに買わない単行本を買ってしまった。『ずっしり、あんこ』と迷ってこちらを。「私たちこんなにパン好きなんだぜ!」という熱量はほどほどに作家41人それぞれの生活や思い出にパンがありやさしさがあるエッセイだった。

  • 様々な作家の、ある食べ物について書かれたエッセイを集めた変わったエッセイ集、今回のテーマは「パン」。
    あらゆる年代の(すでに鬼籍に入られた方も多い)エッセイを集めているため、「パン」というものが日本の生活にどのように馴染んできたのかが垣間見えるのが面白い。
    昭和の頃のジャムパンの思い出、バゲットをはじめとするフランスの香りへのあこがれや驚き、やがて日常的においしいパンが買えるようになり、夜中に小腹がすいたら食べるようなものになり、ついにはホームベーカリーで簡単に自作するものになる・・・。
    日本食文化におけるパンの位置づけがどのように変遷してきたかがよくわかる・・・といったら大げさだけど、おもしろい。
    それにしても何名かの作家が「ロバのパン屋」について書いているのに驚いた。そんなメジャーな移動パン屋さんがあったのか。

  • +++
    こうばしい香りに包まれた「パン愛」あふれるエッセイ41篇を収録したアンソロジー。パン好き必携「おいしい」文藝シリーズ第8弾。
    +++

    カバーの色からしてこんがり香ばしそうで、見るだけでよだれが出そうである。そんなパン好きな作家たちが、パンにまつわる思い出や体験談、パンに求めるものといった事々を、ひと言ずつ寄せている。パンいま昔物語的なものも多く、現代の日本に暮らすしあわせを改めてかみしめる思いである。パン好きとしては、手に取らざるを得ない一冊である。

  • 好きな作家さんらがたくさん載っていたので図書館で借りてみたのだが、お腹空くより睡魔が襲う方の割合が高かった。平松洋子さんはさすが食エッセイがうまい

  • パンが好き♪まぁそれとは関係なく「おいしい文藝」だから読んでいるんだけれど(^^;)最後まで大好きなシナモンロールが出てこなくて「人気ないのかな~( ´△`)」と少し落ち込む(-.-)岸本佐知子さんの「一度きりの文通」が心暖まる良い話だった(^^)♪

  • 図書館の福袋本。あらゆるエッセイからパンにまつわるエピソードを抜き出して並べたパンアンソロジー。ただただ書かれているパンが美味しそうというだけでなく、ロバパンや芋で作ったパン、しょうがパンなど、共通する思い出のエピソードがそっと並べられているのがなんだか嬉しい。同じ事柄でも立ち位置も見方も思い出も違う。サンドイッチの好みもそれぞれ。それが楽しい。思いがけず当たり本だった。

  • たのしく、おいいしく読んだ。
    岸本さんのパン屋さんとの文通話しは素敵だったな。
    この人のエッセイをよんでみたいな、と思った。
    こーゆーいろんな人の文章を一度に読める本は新しい人との出会いがあって楽しい。
    中原さんのはなんだか少女雑誌の特集記事みたいでおもしろかった。口調がやさしくて、時代を感じる。美しい言葉がまだ日常にあった時代。
    玉村さんのカスクルートサンドイッチはなんかめっちゃ美味しそうだったので思わずメモってしまった。
    今度絶対作るべし。

  • いろいろな人のパンにまつわるアンソロジー。

    数ヶ月前から、息子の離乳食用にパン屋さんで食パンを買い始めた。
    離乳食だけでは多いから……と理由をつけて、おこぼれを味わう。
    ひとくちに食パンと言っても、素人にも分かる「パン屋さんの食パンの美味しさ」!

    パン粥が切れないのは、それが理由なのだ、息子よ

  • 米派の私も久々にパン食べたくなった^_^

  • いろいろなパン
    意外と食べたい!とはならず

  • 色んな人のパンへの思いがつまってる。パン食べたい

  • 山本一力さんの「中村屋(南砂)」のパンを食べてみたいな。

  • 914.6

  • (2017/4/11読了)
    「くだもの」の時のような、食べた〜い!と言う欲求はなかった。
    パンにわずかに触れる程度の話や、主人公がパンではないと感じる話、逆に超専門的な話もあり。
    パンを食べるのが好きなので、美味しい話が満載!を期待していたので、少し残念。
    作者も私の親の年代の方も多く、パンが珍しかったり、美味しくなかったり、給食も食べられなかったりの、パンから想像する幸せとは真逆な話も多かった。
    気になったのは、林望美さんの話の中に登場した、ブランストンピクルスとマーマイト。いつか食べてみたい。懐かしく思い出したのは、玉村豊男さんのカスクート。思えば、学生時代に、安いからと食べていたカスクートが、私のパン好きの始まりかも。

    (内容)
    こうばしい香り、パリっとした歯ざわり、ふんわりとした口どけ……など「パン愛」あふれるエッセイ41篇を編んだアンソロジーは、パン好き必携の一冊です。「おいしい文藝」シリーズ第8弾。

    (目次)
    津村記久子 パン・アンド・ミー
    穂村弘 結果的ハチミツパン
    江國香織 フレンチトースト
    阿川佐和子 パンの時間
    辰野隆 蛮喰
    草野心平 粥とパンとの毎朝
    山口瞳 朝食にパン!
    源氏鶏太 アンパンとゴルフ
    大橋歩 サンドイッチはトーストして
    中原淳一 サンドイッチをたのしく飾る
    獅子文六 明治のサンドウィッチ
    立松和平 母はパン屋さん
    宮下奈都 パン
    平松洋子 パンの耳
    東直子 山手線とクリームパン
    入江敦彦 ロバの蒸しパン
    山本一力 どっしりとしたジャムパン
    高橋みどり 実はパン好き
    角田光代 逃避パン
    群ようこ 他力本願パン作り
    戸板康二 思い出のパン
    岸本佐知子 一度きりの文通
    佐野洋子 コッペパン
    林望 草の上の昼食
    開高健 パンに涙の塩味
    澁澤龍彦 反対日の丸
    増田れい子 クリームパン
    川上弘美 しょうがパンのこと
    長田弘 ショウガパンの秘密
    米原万里 パンを踏んで地獄に堕ちた娘
    四方田犬彦 バゲット
    鹿島茂 フランスパン
    玉村豊男 サンドイッチとカスクルート
    池澤夏樹 サンドイッチ諸島
    重金敦之 あんパンのへそ
    荻昌弘 パン
    赤瀬川原平 貧乏なタイムマシン
    伊藤比呂美 おぱんといふもの
    犬丸りん ヤキソバパンの思想
    外山滋比古 パンとご飯
    吉本隆明 パンの詩

  • 読んだことのある話も、こうやって編集された中に切り出されて入っていると、また新鮮。
    パンってご飯みたくソウルフードってわけでもないから、しょっぱい話は少なかった。
    それにしても、パンって見た目もだけど、あの焼ける時の匂いとか、たまらないよなぁ

  • 2017.2.25市立図書館
    半分読んだところで時間切れ。
    米やパンの話はあんこほどはひきこまれない気がする。
    前半は、パンならではの至福感が伝わってくるようなエピソードが少なかったような…(配列の妙で後半に加速的におもしろくなる可能性もあるのでここまでの印象で全体を判断してはいけないとは思うけれど…)
    複数の人がとりあげているフランスの「フィセル」が気になる。
    群ようこさんのホームベーカリーの話はあるあるだった。
    平松洋子さんの耳の話にはすごく共感した。
    機会があれば、後半を読み終えたい。(3月11日)

    2017.3.18再借り出し
    やはり、というか、後半になって印象に残る、読ませる文章が多くなった。リンボウ先生の英国、開高健の困窮期、澁澤龍彦の逆日の丸、川上弘美→長田弘のしょうがパン、米原万里の昔話、四方田犬彦のバケット、赤瀬川原平の炭火焼きトースト、伊藤比呂美のトースト論、そして犬丸りんのヤキソバパン…といい文章目白押しだった。

  • 『固めのパンを食べていて口の中でパーンと音がしたと思ったら口の中で入れ歯が割れていたー』
    って…∵入れ歯って割れるんだビックリ(>_<)未知の世界だ

    ホームベーカリも惹かれてきたなー気になるなぁ

  • 2016年5月河出書房新社刊。41人の著者による41のエッセイ。おいしい文藝を読むと、いつものことですが、食べたくなります。大丸りんさんのエッセイマンガ「ヤキソバパンの思想」が載っていて、得した気分になりました。

  • あーパンが好き。この本を読んでいる時点でパン好きなのですがやっぱり好きです。そんなお話が一杯収録された本です。個人的にはフィッセルというパンが気になりました。

  • 「こんがり、パン」(2016.5)、パンのアンソロジー、41人の方々のパンの思い(出)エッセイです。平松洋子さん、子供の頃も今もパンの耳が大好きなんだそうです。私もそうですw。でも小鳥たちも好きなので~(^-^)増田れい子さんはロバのパン屋さんの思い出。私も子供のころ広島で見ました。買えなくて見て楽しんだだけですが~w。あの曲、いいCMでしたw。阿川佐和子さんはニースの民宿での朝食、「フィッセル」(バタールよりずっと細身で短い)のおいしさを。本当にフランスのパンは美味しいですね(^-^)

  • 「アンソロジー」も「編纂」も正しくないようだし、
    河出書房新社のサイトにも説明書きが見当たらない。
    Amazonの商品説明から引用。

    ーーーーーーーー
    内容紹介
    こうばしい香りに包まれた「パン愛」あふれるエッセイ41篇を収録したアンソロジー。パン好き必携「おいしい」文藝シリーズ第8弾。
    内容(「BOOK」データベースより)
    41人による、めくるめくパンの世界。
    ーーーーーーーー

    「アンソロジー」でいいらしい。

    過去に同じシリーズの、
    『ひんやりと、甘味』
    も読んだ。

    なんの不安もなく心の底から浸りきって楽しめる。

    あたしの100万倍 本が好きな皆さまの選出力に感謝をしながら読み進める。

    巻末には、エッセイの作者さんの簡単な説明文も載ってるので存じ上げないお名前を見つけても置いていかれる事もない。

    微笑ましいエッセイもあれば、
    戦争の話に胸が苦しくなるエッセイもある。

    20歳の頃に読んで、
    「苦手かな。」
    と、思っていた人の文章に目を奪われたりもする。

    次は、同シリーズの『ぱったりら朝ごはん』を読みたいな。

  • 読了

  • 途中で返却。

  • 読み進めるのが辛くなるほど、おいしそう。パンが大好きで、毎日一年中、パンが食べたい私には、危険すぎな一冊。
    さすが作家だなと感じる文章表現。ますます食べたくなる!

  • 2016 7/9

  • なかには栓tクミスぽいものも。

  • 最近個人的にパンブームなので、読んでてわかるーってなりました。
    その中でちょっと面白いなと思ったのは角田さんの作るパンの話。ホームベーカリーにわたしもはまったことがあるのでこれまたわかるーです。作る量が多すぎてしまうんですよね、何度カビはやし、肥えてしまったことか…苦笑
    あと川上弘美さん、長田弘さんのショウガパンの流れが良かった。

    卵たっぷり浸したフレンチトーストを江國さんの話読んで食べたくなりました

  • フレンチトーストが幸福なのは、それが朝食のための食べ物であり、朝食を共にするほど親しい、大切な人としか食べないものだから、なのだろう。  江国香織著より。

    この一文が好き。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
1937年横浜市生まれ。本名・赤瀬川克彦。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業、武蔵野美術学校油絵学科中退。画家・作家。60年代はネオ・ダダ、ハイ・レッド・センターに参加、前衛芸術家として活躍する。70年代は、『櫻画報』などでパロディー・漫画作品を発表。1979年作家・尾辻克彦として執筆した『肌ざわり』で中央公論新人賞、81年『父が消えた』で芥川賞受賞。86年路上観察学会創立に参加。その後ライカ同盟、日本美術応援団を結成。
主な著書に『オブジェを持った無産者』『超芸術トマソン』『カメラが欲しい』『赤瀬川原平の名画読本』『正体不明』『新解さんの謎』『老人力』『四角形の歴史』『東京随筆』など他多数。2014年10月「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体」展(町田市民文学館)「赤瀬川原平の芸術原論 1960年から現在まで」展(千葉市美術館)開催。同月26日逝去。

「2018年 『赤瀬川原平 カメライラスト原画コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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