まるまる、フルーツ (おいしい文藝)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 287
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309024950

感想・レビュー・書評

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  • りんご、みかん、葡萄、梨、桃、バナナ…

    スーパーマーケットでよく見かけるフルーツは、うんうんそうだよね、と頷きながら読み進めた。江國香織さんのは、驚いたけど。

    柘榴や枇杷、杏など
    私の中であまり身近じゃないフルーツもたくさん出てきて昔食べたなあと思いつつ、今の子たちは知らないのかな、とか考えた。
    なかなか流通していないのって
    なにか理由があるのだろうか。

  • いろんな作家の果物に関するエッセイを集めた本。
    本に登場する食べ物っていいよね…。
    昔の話によく出てくる水蜜桃を食べてみたい。名前からして美味しそうだよな〜。
    くだもの以外にも食べ物を集めたシリーズがあるらしいので読んでみたい。
    ちなみにこの本で初めて村上春樹の文を見たけど、本当にあの構文なんだと思ってウケた。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    イチゴ、さくらんぼ、ネーブル、グレープフルーツ、桃、すいか、マンゴー、梨、ドリアン、バナナ、りんご…。色とりどりのフルーツにまつわる42のエッセイ。

    阿川佐和子 いちごの贅沢
    是枝裕和 イチゴ
    田辺聖子 いちごの風合
    巖谷國士 さくらんぼ
    村上春樹 決闘とサクランボ
    三浦哲郎 サクランボを食べながら
    武田百合子 枇杷
    川上弘美 はっさく、ぽんかん、夏みかん
    安野モヨコ ネーブル
    小沼丹 夏蜜柑の花
    戸塚文子 グレープ・フルーツ
    島田雅彦 アンズと格闘
    辻村深月 くだもの絶品料理
    酒井順子 ヤマモモの愉悦
    白石公子 桃の一番おいしい食べ方
    宮尾登美子 桃
    三浦しをん 夏の思い出
    町田康 地下鉄のなかで桃を食う。手も服も。身も心も。
    中上紀 マンゴー、マンゴー
    向田邦子 メロン
    堀江敏幸 西瓜の味
    伊藤比呂美 この夏はスイカを食べずに過ぎにけり。
    青木玉 西瓜の舟
    村岡花子 ぶどうの房
    宮沢章夫 梨の季節
    角田光代 果物は好きですか
    檀一雄 たまには果物の話もしよう
    石井桃子 くだもの やさい
    光野桃 果物の一夜
    森茉莉 子供の時の果物
    生島治郎 吉行淳之介氏とドリアン
    獅子文六 バナナの皮
    穂村弘 小梅とイチジク
    阿刀田高 ラ・フランスを語る
    花村萬月 甘いもの
    池波正太郎 十一月 葡萄と柿
    今東光 柿
    戸板康二 くだものの皮
    内田百閒 林檎
    佐藤正午 リンゴのおいしい食べ方
    江國香織 果物、果物、果物!
    茨木のり子 くだものたち

    阿川佐和子の1つめのエッセイのインパクトといったらないわ。イチゴがバイオレンスに化す阿川家。。。

  • なんてーか…作家ってくだもの好きだよな……
    あんまり好きじゃない(というか好き嫌いが偏ってる)から…いいなあ…
    来世は上白糖よりも果糖を摂取する人生を送ってみたい…
    そんな気持ちになる…

    • kimiさん
      朝ごはんを果物だけで済ます、という方がいて、自分はがっつり食べないと昼までもたないからびっくりしました!
      朝ごはんを果物だけで済ます、という方がいて、自分はがっつり食べないと昼までもたないからびっくりしました!
      2024/03/28
  • おいしい文藝シリーズ「果物編」。穂村弘のイチジクの話には笑ってしまった。角田光代の「果物は好きですか」には共感。すごくよくわかる。果物はおいしくて好きだけど、自分で用意するのはちょっと面倒なんだよなあ。村上春樹の話の中で紹介されていたプーシキンの短編が気になります。

  • フルーツが大好きなので読んでみる。
    表現豊かな人たちがフルーツを言葉に表すと、こんなにも瑞々しくて美しいものになるのかと少し感動。
    名だたる作家のエッセイを集めたアンソロジーなので、気軽に読めるけどなんとも貴重な体験でした。ただ、私が不勉強で無知なため今東光さんだけは全く理解できず。なーんにも理解できなかった。そんなのもまた出会いですね。

    戦前、戦後でフルーツの存在がこんなに変わったのか〜と驚くこともしばしば。今スーパーで簡単に美味しい色とりどりのフルーツが食べれることに感謝です。

  • おいしい文藝シリーズの一冊。
    作家42人のエッセイと果物ライフ。苺 桃 葡萄柿 蜜柑 林檎。はじめての作家さんや、いくつかのお気に入りの一編に出会える。
    お肉。ラーメン。ごはん。お鍋。朝ごはん。甘味。あんこ。パン。シリーズはほかにも。

  • フルーツの中で桃が一番好き♪しかも好みの桃が宮尾登美子さんと一緒だ!(°▽°)茨木のり子さんの「くだものたち」が素敵*。・+(人*´∀`)+・。*

  • 果物って、子どもの頃とかのそれぞれの人の幸せな記憶とよく結びついてるんだなあって思った。
    なんかくだものそれぞれに人それぞれの思い出があって、
    たべものっていうより、ひとのおはなしの一冊だったなあっと。
    なんかたべものシリーズの中でちょっと毛色が違う感じ。
    ボーナスの日に果物三昧でお祭り騒ぎをしたご両親の話、
    すっごく素敵。
    そーゆー記憶があるだけで人は幸せで生きられる、と思う。
    あ、でもやっぱり、ちゃんと食べ物に焦点があたってる話もあって、食パンにスライスりんごはおいしいと思うけど、りんごも一緒に焼いた方が私は好みです

  • ん〜、だな。

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