さざなみのよる

著者 :
  • 河出書房新社
4.24
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  • 本棚登録 :399
  • レビュー :16
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309025254

感想・レビュー・書評

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  • 身近な人を亡くすということは、ただただ深い悲しみをももたらすことのような気がするけれど、それはもしかするとちょっと違うのかも、と。
    誰か大切な人が「生きていた」ことによって、自分とその人の間に大きな変化が生まれる。その変化が今度はその人を亡くす時にまた大きく動く。自分がこの先その人のいない世界で生きていくこと、その意味と進むべき道を自分で見つける。それを見つけること、それこそがその人が生きていて自分と共にあった意味なのだろう。
    「よいことも悪いことも受け止めて、最善を尽く」して生きたナスミに私も会いたかった。いや、私もナスミのように生きたい。がはははと大声で笑いながら最善を尽くして、そして逝きたい。
    木皿さんの描く人を亡くす哀しみの向こう側。本当に大好きだ。

  • 20180515リクエスト

  • 目の前の小さなことにいちいち苛立ちを覚えている自分に。
    「おんばさらだらまきりくそわか」
    この言葉に出会ったタイミングで、縁あって西国三十三ヶ所を巡ることに。
    「よいことも悪いことも受け止めて、最善をつくす」
    ガハハと笑って吹き飛ばせる自分になりたい。

  • 2018.3月。
    .
    #さざなみのよる
    #木皿泉
    #河出書房新社
    .
    NHKでやってた新春ドラマ「富士ファミリー」の話なのか!
    これはもう絶対いい。
    木皿さんの描く死と生は、悲しいけど優しくあたたかい。
    救われる。
    .
    #2018年15冊目
    #本 #book #読書 #reading #本の記録 #読書日記 #読書感想文 #書店員

  • 木皿さんの作品が本当に好き!
    ここにはいないあなたを想って。
    命ってなんだろう。

    大切な人に会いたくなる本!
    胸がぎゅってあったかくなる本です。

  • 人は一人で生きているわけではないんだなぁと思った作品。ナスミが43歳で亡くなり、その周囲の人や子供の頃に出会った人や勤め先の知人など、ナスミの死によって色々な考えが巡る連作短編集。「死」を感じながらも「生きていく」ことに希望を見出しているさり気ないメッセージが登場人物の台詞にちりばめられていて、心にじわりと染み込んでいった。死んでも心の中で生きているってこういうことを言うのかなと思った。作者の味のある良い作品だった。

  • どんなに愛おしい人が亡くなっても、残された人は生きていかなくてはならない。
    残された人達の思いが切ない。
    その人と一緒に生きていた自分がいたという事が支えになって、また生きていく。
    死を見つめながらも心が癒される話の数々。

  • いきなり主人公がいなくなった!
    と思えば、主人公にまつわるエピソードで救われていく周囲の人達。
    泣けるというより、死んだあとのことを考えてしまいました。
    ハートウォーミング系で映像化しやすいかも。
    と思っていたら、既にNHKで放送されたドラマが土台だった!
    キョンキョン、ドハマりです。

  • 死んで行った者に、人は生かされてるんやろね。輪廻やね。

  • すごくすごくやさしい物語。
    身近な人を亡くしたばかりなのですごく救われました。ひととひととのつながりはなんてあたたかくやさしいものなんだろ。

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