- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309025278
感想・レビュー・書評
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これまた肉食。
著者は、広告代理店で働きながら銀座のホステスもやっていた「小悪魔」で有名な蝶々さん。
存在が肉食ですよね。
でも、読んで疲れる「ガッツリ」じゃなかったです。
読んでいて、
あぁ、私にも道が開けるかも、そう思える1冊。
『白馬の王子さまも心震えるような出来事も幸運も、後ろ向きのオンナなんて迎えになんてこないよ。百万年待っていてもこない!』
『人生の波乗りだって、最初から上手な人なんていない。
最初はかっこ悪いフォームでも、水をがばがば飲んじゃってっも、休み休みでも。自分ならではの波乗りにトライ&エラーしていけば・・・大丈夫。人生の波乗りだって、だれしもだんだん上手になっていく。足腰も、<この波!>を見極めるカンも、どんどん鍛えられていく。』
蝶々さん自身、きっとたくさんの失敗、苦悩を重ねてきた人。
頭はいい人なんだろうな、って思う。
人を観る観察眼もあって。
私はそんな蝶々さんにはなれないけれど、
これは、
「こんな私を目指して」って押しつけがましさもない。
『ホントにね、あなたが持って生まれたそれが、どんな設定や天分でも・・・本当に、それはギフトなの。あなただけのために特別にあつらえられた、あなただけの天分なの。時代とも複雑に絡みあって、時にめんどくさかったり重くもあるかもしれないけれど・・・やっぱりそれは、どんなに平凡に見える人のものであっても希少であり、ありがたいものなの。そう心から思えた時点で、<あなたの開運スタート☆>なの!』
皆、違う。
そして、皆、希少な存在。
読んで、
「これ実践しよう!」みたいな何かが得られるわけじゃないけど、
読んでいる間、少し未来が開けたような、そんな気持ちにさせてくれる1冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母になって何だかとっても力強くなった蝶々
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久しぶりに蝶々さん読んだ!!この(決して挫折を知らないわけではなくいろいろを受け止めた上での)ポジティブさや、女性としての性を(いろんなそれゆえの大変な思いもしていながら)楽しむ姿勢が好き。
わたしは冒頭の問いに「自由です」と答えられる生き方をしているので(いやいろんなしがらみには影響されてるけど、それはそれでいいと思ったりもしているし、とにかく気持ち的には)、有能で可愛くて優しくて、なのに不自由な周囲のいろんな女性にどうやったら伝わるだろうと思いながら読んでた。わたしなりにそれは諦めないでいたいなあ。
自由でいることは、時にしんどいのだろうけど、不自由でいることは心が死んでしまうから、それはいやだなって思う。