- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309025575
感想・レビュー・書評
-
後半は予想外の展開へ。現代を切り取っている部分もあるけど、かなり戸惑いました。
隠したかったり、捨てたい過去を持つWヒロインが特殊すぎて、突飛に感じてしまいました。
評価が星3つで普通なのは、『大豆田〜』が面白すぎたから……ということで。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれが偶然を装って出会い、カルテットを結成した30代の男女4人。軽井沢でひと冬の共同生活をおくる彼らは、それぞれの過去と向き合い、恋心を隠しながらも4人の関係を深めていく。隠されていた「最後の嘘」が暴かれたとき、運命は4人をどこへ連れていくのか?人気ドラマのシナリオブック、ついに完結!
ドラマを見て大好きになって迷わず購入したシナリオ本。細かい表情の意味や仕草が分かってとても良い。やっぱり私は坂元さんの脚本が大好きで台詞のひとつひとつにぐっとくる。後半は謎が明かされる場面がいくつかあってドラマチックな展開があるけれど、決してそこだけではなく、普段の食事の際やドラマの中では「間」になる部分での会話が素晴らしくて飽きない。カルテットの4人は最後まで片思いのままなのだけれど、ずっとこのままの関係で切なくも優しい世界で続いていってほしいと願ってしまう不思議な作品だ。 -
趣味の合う友達からこのドラマが素晴らしいときいて。
ぜひ映像でも観てみたい。 -
1の続き。
真紀夫婦のすれ違いの場面は、ドラマだと二人の声が重なるけれど、本ではそうはいかないよね。でも、切なさ、やるせなさは十分伝わってきて、胸に刺さる。そして真紀さんの真実が明らかになるときはやっぱり突然で驚く。 -
第6話から最終回第10話までのシナリオ。真紀と幹生の夫婦関係が明らかになる第6話と真紀の秘密が暴かれる第9話はぞくぞくする緊張感と研ぎ澄まされた台詞の連続は秀逸。