きょうの日は、さようなら

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 118
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309025780

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介
    愛よりも深い絆が、ふたりにはあった──
    家族や親友や恋人より大切な「運命」の物語。
    心揺さぶる、最高のデビュー作!
    かつて兄だったキョウスケが、勝手に私の人生へと戻って来た。
    立派な「あかんたれ」になって──
    かけがえのない運命と、町の片隅で生きる人々の、
    一番せつなく、一番やさしい物語。


    再婚同士の連れ後が離れ離れになり、十数年後再開する話なのでてっきり恋愛に発展するのかなと思ったのですが全く違っていました。
    ダメ男になっていた兄とマイペースで飄々としている妹。どちらもお互いを強烈に必要としている訳ではないけれど、時々交差する時間を愛おしく思っています。
    周囲の優しいマイノリティー達に見守られながら、失われた時間をぽつぽつと埋めるように過ごしていく時間のほんのりとした温かさ。こういうのは本当の兄弟でも同じですね。
    さほど印象に残る本というわけではありませんが、淡々とした文章が好みです。
    かなり端折った書き方の人なのでグングンストーリーが進みます、その思い切りの良さも結構好きかも。

  • 小学生の頃に数年一緒に過ごした血の繋がらない兄妹が、大人になって再開する。キョウスケと、キョウコ。同じキョウだから、一号、二号と呼び合うのが面白い。キョウコが住むのはガラの悪い下町で、周りの人たちも変な人ばかり!なんだか切ないことも多いけど、いろいろごちゃまぜな感じが好きだった。デビュー作とのこと。次はどんな作品を書くのか楽しみです!

  • まあ、普通。感動はなかった。

  • 神戸が舞台なのだけど、持っているイメージと違った。もっと神戸を知りたくなった!

  • 主役の2人より,脇役の登場人物の方が魅力的に感じました。
    アムール都の‘視える’がゆえに,人生を達観しているところなど,もっと書き込みがあれば,よりよかったと思います。

    後半,重要な部分で真実味のない設定が気になってしまい,その部分がとても残念でした。

    馴染みのある神戸が物語の舞台となっており,こんな素敵な風景があるのだと追体験したくなりました。
    今後,特に神戸及びその周辺が舞台になる作品を機会があれば読んでみたいと思いました。

  • すっと読めて没頭しました。
    異母兄妹のキョウスケとキョウコが家族として一緒に過ごした幼い頃の幸せな記憶を心に刻みつつ別れ、そして大人になってから再会します。
    放って置けないどうしようもない兄への想いと深い絆が切なくて、心に沁みました。

  • 主人公の容姿がなぜか想像できない

  • 義母との思い出。義兄との再会。

  • 幼い頃連れ子同士で兄弟になってまたすぐに分かれた二人,キョウコとキョウスケのお互いを不器用に思いやる気持ちがとても暖かく伝わる.うまく生きることが下手で未来を諦めたようなキョウスケがかわいそうだった.でも最後,もしかしたらっていう希望があって,それを信じたい.

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著者プロフィール

一九七六年、兵庫県生まれ。神戸市在住。森田雄三創作塾にて創作を学ぶ。二〇一七年、『きょうの日は、さようなら』で作家デビュー。

「2018年 『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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