- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309026190
感想・レビュー・書評
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読みたい本の、隣の本棚にあった本。
ぱっと見たとき、「こぽこぽ、珈琲」というタイトルで、ぱっと頭の中にコーヒーカップに珈琲がそそがれる絵が浮かびました。
「こぽこぽ」という表現だけで、なんだか心がほんわか温かくなってしまったから、不思議です。
言葉って、すごいですね!
内容もこれまた意外!
「珈琲」にまつわる様々なエッセイを集めた本だったのです。
しかも各エッセイの著者は、現代の方から100年前の方まで様々でした。
ひとつエッセイを読んで次のエッセイにいくと、ガラッと文章の雰囲気が変わるので、読みにくいと感じる方もいるかもしれません。
言いかえれば、様々な時代、様々な人たちの珈琲と日常を味わえる本だとも思います。
自分にあわない珈琲は読み飛ばしつつ(苦笑)、自分に合った珈琲エッセイをぜひ、ひとくち、読んでみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
珈琲に拘りのある人たちのエッセイかと思ったら、それぞれが好きなように珈琲と付き合っているのがとても心地良かった。
読みながら珈琲の香りを思い出す話がいくつもあって、手に取ってみて良かった1冊だった。 -
最初少し読み、それから二年寝かせた。面白くなっていた。
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美味しいコーヒーを飲みながら読みたくなる本です。
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コーヒー自体はそれほど好きではないけど心地良い読後感。豆や道具へのこだわり、どんな喫茶店で飲んでいたかなど。
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珈琲大好きである私に、ピッタリの本であった。
仕事もせずに、読書三昧で、井上ひさし氏ではないが、1カ月に200杯は、優に飲んでいる。
この本は年代層も、色々、そして、海外での体験談や、昔からの通のコーヒー党の話に、有名喫茶店、そして
珈琲における自分のこだわり等、、、、コーヒーカップ片手に読んでしまった。
大好きな珈琲の話なので、すぐに読めるものだと思っていたのだが、31篇のエッセイの一つ一つに
重みがあり、題名の「こぽこぽ、、、、」と書かれている所も何か、珈琲の豆をごゴリゴリと、手動式で、擦りながら、点てている気にさせる。
そうそう、この本で書いてなかったが、コーヒーフィールターを見ながら、メリタとカリタ???と、あって、
昔から、ずーっと、発音の違いだと思っていたけど、、、本質的に違っていたことを知った時に、ビックリした。
この本のエッセイを書かれた人たちは、知っていただろうか?と、気になってしまった。(笑)
昔の珈琲店、今でも残っているのだろうか?と、思いながら、コーヒーを点てている私である。 -
著名人たちの珈琲にまつわるあれこれ。最早珈琲は、ただの嗜好品を超えているのではないか…!様々な時代の珈琲談義をこうして読めるのは、とても幸福なひと時でした。
珈琲好きにはたまらない一冊です。 -
興味深かった”カフェ・ド・ランブル”HP未だ健在☆
著者プロフィール
阿川佐和子の作品






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