温泉天国 (ごきげん文藝)

著者 : 嵐山光三郎 荒俣宏 池内紀 池波正太郎 井伏鱒二 植村直己 岡本かの子 岡本綺堂 小川未明 角田光代 川端康成 川本三郎 北杜夫 斎藤茂太 坂口安吾 高村光太郎 武田百合子 太宰治 田辺聖子 種村季弘 田村隆一 田山花袋 つげ義春 平林たい子 松本英子 村上春樹 室生犀星 山下清 柳美里 横尾忠則 吉川英治 四谷シモン

• 河出書房新社 (2017年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[breadandbookさんのレビュー · 2018年3月7日]

３２編の温泉エッセイ。温泉が好きなので、読んで見たんだけれど、文豪たちの作品、なんて豪華なんだろう、驚き、喜んで読んだ。時代を感じるなあ（それもいいんだけれど）、若い方の作品も入れて欲しかった気もするが。宮沢賢治のお話には驚いた。田山花袋で締めくくるのはやはりか。

[信州大学中央図書館さんのレビュー · 2020年5月21日]

◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら：
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26540988

[jun0214さんのレビュー · 2020年2月25日]

古今東西、昔から今まで、日本人には切っても切れない温泉。旅情を掻き立てる風景と匂い、そして食べ物とそこに集まる人。温泉て、本当に気持ちがいい。伊香保に行ってみたいな～。

[ina-libさんのレビュー · 2018年12月9日]

寒い季節、思わず入りたくなる温泉。日本全国には様々な温泉があり、そこはいくつもの物語が創作された場所でもあります。
『温泉小説』はそんな温泉をテーマにした本を集めたアンソロジーで、１９人の作家による２０の短編が集められています。
『温泉天国』は３２人の温泉に関するエッセイ集。
どちらの本も近代から現代までの作品が収められているため、時代ごとの温泉の違いについても知ることができます。（『温泉小説』はミニ展示“湯ったりほかほか温泉の本“でも取り上げました)

[piyokoさんのレビュー · 2018年10月29日]

太宰治と角田光代の話が印象に残ってる。
太宰治が少女の裸体を「いいもの見た」って書いてる様子がおいおいと思いつつも、その時の情景描写が美しく印象的なので、これが文才なのだな、、、と思う。
角田さんの話はせつなくて共感できるものだった。

[aya**さんのレビュー · 2018年5月31日]

角田さんのお母さんの誕生日に毎年行くという温泉エピソードにうるっとした。

[まちよさんのレビュー · 2018年3月11日]

いろいろな作家さんのいろいろな話

[TT☆さんのレビュー · 2018年2月11日]

何が驚いたって。太宰治の文え章なんて初めて読んだ☆川端康成とか田山花袋とかｗテーマは温泉だけどね。

[猫丸(nyancomaru)さんのレビュー · 2017年12月27日]

温泉にノンビリ一休みしたいなぁ、、、

河出書房新社のPR
おとなの愉しみを伝えるエッセイアンソロジー「ごきげん文藝」。第一弾は、日本中に点在する「温泉」をテーマにしたエッセイ32篇を収録。ぽちゃんと浸かれば、そこはまさに天国です。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026428/

著者プロフィール

一九四二（昭和十七）年、静岡県生まれ。平凡社『太陽』編集長を経て独立、執筆活動に専念する。八八年『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。二〇〇〇年『芭蕉の誘惑』で、ＪＴＢ紀行文学大賞受賞。〇六年『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、〇七年読売文学賞をダブル受賞。他に、『文人悪食』『「下り坂」繁盛記』『追悼の達人』『文士の舌』『枯れてたまるか』、磯田道史氏との対談『影の日本史に迫る』など著書多数。

「2019年 『ゆうゆうヨシ子さん ローボ百歳の日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」