話しベタですが…(暮らしの文藝)

  • 河出書房新社
3.33
  • (6)
  • (9)
  • (21)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 200
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309026930

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 肩の凝らないエッセイ集。話しベタと言うより今昔の言葉に関する話。面白かったのは中川学、高浜虚子、辛酸なめ子、牧野信一、坂口安吾、川上弘美、堀井和子、太宰治、最果タヒ、開高健、温又柔、小林明道、三宮真由子。未読の人達の本を読みたい。

  • 著述家や俳優などが「会話」や「対話」などのコミュニケーションについて綴ったエッセイ集。
    話しが苦手でも、ぎこちなさやもどかしさを文章で表現できるのは羨ましいです。

  • どんな相手とも、歩調を合わせて話ができるようになりたいけれど…。人づきあいには、その人の哲学が表れる。高浜虚子、川上弘美、村上春樹、森鷗外など、古今の作家たちが「話す」ことについて綴ったエッセイ32篇を収録。

    書くことは出来ても話せることとは違うのだな。

  • 話しベタでも聞き上手ならよいと思う。

  • みんなそれぞれ考えてるんだな~って思った
    穂村さん、辛酸なめ子さん、村上春樹さんの文章が好きでした

  • 「会話はキャッチボールだ」とよく言われた

    人の言葉を受け止めることはできるのだが
    なかなか自分から投げることはしなかった
    あえて なのかもしれないが。。

    最近は受け止めるのもキャパオーバー気味だ

    人付き合いにはそれぞれの距離感があると思うが最果タヒさんの言葉が自分にはしっくりきた
    「わからないくらいがちょうどいい」。。納得

  • 話しベタですが…ってタイトルがいいな。作家たちの短いエッセイ。まえがきにもあるように確かに話すことは読むことに近いのかも。や、話すのは難しいけどな

  • 現代作家だけでなく所謂文豪の作品も入っているのがいい。アンソロジーだけど一作品ごとに書式が違っているのが沢山の本を読んだような気持ちになって楽しい。好いシリーズ。

  • タイトルと表紙に惹かれて読み始めました。
    切ないほどに解ってしまう、文豪に始まり鳥取の大学教授までが紡ぐ短い文章。
    特に塩野米松氏の「働く肉体が生み出す言葉」は、最後の数行にどきり。

  • 話ベタに関する32の短編集。
    文体もいろいろで、よく理解できなかった。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

穂村弘の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×