不道徳お母さん講座: 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 184
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309027159

感想・レビュー・書評

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  • 「本書が、いやなことをいやだと言いたいあなたの武器になれば幸いだ。」

    「女の子は本当にピンクが好きなのか」もとても面白かったが、本書もとても楽しかった!
    「道徳」の授業の違和感から、近代日本史を振り返り、一つ一つ文献をあたってとても丁寧に考察していて、その道筋を辿るのがわくわくする。
    しかし、自分では当然と思っていたこと、自分の考えや感じ方だと思っていたことが、どれだけ社会からの刷り込みだったか…。
    考えずにぼんやり生きて来た自分を反省する。
    文章は非常に軽やかで、しばしば吹き出すところも。

    「近代史の山に分け入って知識を蓄え、人文知という棍棒を手に「道徳」に抗ってみたい。お母さんだからってなめるなよ。」

    なめるなよー!
    私も武器を揃えて磨かねば。

  • 導入部分とか著者の考え方自体はとても面白いのですが、
    過去の文献が私には難しく、読みづらかったです。
    読み方のわからない部分も多く、読むスピードが
    途中かなり落ちました。
    きちんと考察はされているのでしょうが
    レベルが高すぎてついていけなかったです。
    もっとライトに読みたかったです。
    勉強不足な自分が悪いんですけどね…(;´∀`)

  • 明治以降の日本の道徳(教育)を「母性」と「自己犠牲」をキーワードに辿った本。
    母性幻想も自己犠牲賛美も「他者の自我を認めない」酷さでは同じ。何度か引用される北原白秋のダメっぷりでそれがよくわかった。
    忖度を学ぶのが道徳ってなんだかな。

  • 思索
    家族

  • VERY 推奨

  • ご本人もあとがきで書いているが、近代文学が云々という前段が長くてテーマを見失いそう。

  • 思ってたのとちょっと違った。

  • タイトルから読みたいと思っていた内容と違った.こんなに引用が必要だったのか,少し煩わしかった.

  • いやなことを言いたいあなたの武器にというコンセプトが好き。あとがきでも触れられてたけど,歴史はもう少し短くして,現状の背景をもっと深く知りたかったかな。

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著者プロフィール

1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。著書に『萌える日本文学』、『女の子は本当にピンクが好きなのか』。翻訳書に、テクノロジーや空想の世界を親子で共有するための指南書『ギークマム』がある。2女の母。

「2018年 『不道徳お母さん講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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