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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309027326

感想・レビュー・書評

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  • 2018年10月河出書房新社刊。既刊の文庫、全集等から、33人、33篇のエッセイを選んだ猫のアンソロジー。夏目漱石から現在活躍中の方のエッセイ。表紙絵が楽しい。

  • 猫好き作家さん達による、猫にまつわるエッセイや物語。 個々の話に好き嫌いはあれども、とにかく猫好きさんには必読書でしょう。

  • 拍子に物語の中にねこがでてきたり、ねこにまつわるエッセイがあったとき、猫好きはテンションが上がらずにはいられない。それが全編。まさににゃんこ天国。

    読み進めるたびに、ちかくで眠るねこに頭をこすりつけて、生きててくれてありがとね〜、とつい言ってしまう。

  • 33人の作家さんによる猫に関するお話をまとめてある本です.
    それぞれの著者の猫に対する観察眼や思いは,それぞれあっておもしろいです.猫好きなら,そうそう,というところがたくさんあると思います.

    独特な方法で猫と付き合っている作者の話もあります.伊丹十三さんは飼い猫への復讐として,見えない架空の猫を褒めることで飼い猫の嫉妬心を煽るようなことをされていたそうで,参考にしようかなと思ったりしています.

    佐野洋子さんのお話では,死に際まで尊厳を保つ猫から,人のあるべき姿を考えさせられます.

    図書館で借りてきましたが,猫好きとしては手元に置いておくべき一冊かとも思っているところです.

  • 猫あるある

  • 猫と著名人たちのエッセイ 古今東西

  • その人を知りたければ、猫を語らせればいいのでは?と思えるような本でした。良き。

  • 猫好きな様々な作家達がそれぞれの想いを綴るエッセイ集。
    自分の気持ちにもシンクロするものがあり作家方が身近に慕わしく思えてくる。

  • 表紙に一目惚れして買った一冊。短いエッセイがたくさん載っていて読み応えがあった。

  • 諸先輩にこんなことを言っては大変 失礼でしょうが。バカがいっぱい。嬉しい。

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著者プロフィール

内田百閒(うちだ・ひゃっけん)1889―1970
岡山県生まれ。本名・栄造。15歳のときに親友・堀野寛と出会い、堀野を通じて読書の趣味に目覚める。翌年、夏目漱石の『吾輩は猫である』上篇を読み、漱石に傾倒。19歳のころには俳句熱が高まって、俳諧一夜会や苦渋会という句会を結成。岡山近郊の百間川から俳号を「百間」とした。1910年、東京帝国大学文科大学へ入学。翌年2月に、静養中だった漱石を訪ねる。漱石の面会日「漱石山房」に出席するようになり、小宮豊隆、津田青楓、森田草平、芥川龍之介、久米正雄などと知り合う。以後、陸軍士官学校や法政大学で教鞭をとる。1920年には、作曲家・筝曲家の宮城道雄に知遇を得て親交が続く。同年、幼少期より寵愛を受けてきた祖母の竹が死去。1922年、はじめての著作集『冥途』を稲門堂書店より刊行。翌年、関東大震災に遭い、『冥途』の印刷紙型を焼失してしまう。1933年に三笠書房から『百鬼園随筆』を刊行してから、『冥途』の再劂版や第二創作集『旅順入城式』(岩波書店)、『百鬼園俳句帖』(三笠書房)などを刊行。その他、『贋作吾輩は猫である』(新潮社)、『ノラや』(文藝春秋社)など多数の書籍、作品を発表する。1965年には、これまでの功績を評価され芸術会員に推薦されながらも「いやだから、いやだ」とそれを辞退。それからも『麗らかや』『残夢三昧』(いずれも三笠書房)などを著す。多くの名筆を世に刻み、1971年4月20日に逝去。

「2023年 『シュークリーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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