シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 67
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309028705

感想・レビュー・書評

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  • 色んな生き方があって、どれが正解かわからんけれど良きパートナーとの出会いは大事にしたいなと思いましたよ。そして巻末にはもちろんだけど本文でもたくさん本の紹介が出てきて、それも楽しめる本でした。
    ってか本たくさん読まないといかんんと改めて。

  • 読書が好きな理由の一つに「あ、自分と同じように考えている人がいる」と心から共感できる瞬間を味わえることがある。

    自伝小説でもありエッセイでもあるこの本には花田さん自身の人生に対する姿勢が垣間見られる。
    その人がその人らしく生きることを肯定する。その思いは時に矛盾を孕むものかもしれず、迷いながらも、最後は自身を肯定し、関係性を築いていく。

    家族とは?という、そもそもの問いを投げかけること自体がある種の人にとっては嫌悪感を抱くものかもしれない。けれど、いわゆる「普通」とされているもの自体を否定するわけではなく、こういう形「も」いいですよね、と肯定に繋げていくストーリーは共感し、勇気づけられた。

    生きていく上での寂しさも認め、自身のワクワク感も認め、ときに正しさに対して不安を感じ、本との対話の中で自分の答えを創っていく。花田さん自身の肯定が私自身の肯定にも繋がる、それこそがまさしく花田さん自身が本屋の仕事を通じて作り出したい世界なんだろうなと感じた。

  • 「シングルファーザーの年下彼氏の子供2人と格闘しまくって考えた『家族とは何なのか問題』のこと」 花田菜々子(著)

    2020 3/30 初版発行 (株)河出書房新社

    2020 3/28 読了

    前作「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」のその後のまたちょっと変わった体験談。

    ぼくの大好きな「村田沙耶香」と同じ匂いのする「花田菜々子」

    自分の芯をしっかり持ちつつ他人を同じ様に尊重し、不器用ながらお互いに心地よい距離を

    真剣に模索して行く姿に好感が持てます。

    全ての女性に勇気を与えてくれる作品だろうね。

    前作から更に
    簡潔で洗練されてメリハリのある文体は素晴らしかったね。

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著者プロフィール

花田菜々子(はなだ ななこ)
1979年、東京都生まれ。「ヴィレッジヴァンガード」に長年勤めたのち、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、日暮里「パン屋の本屋」店長を経て、現在は日比谷シャンテ内にある「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」店長。本人いわく「流浪の書店員」。
代表作に『出会い系サイトで70人と実際に会って その人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(略称・であすす)があり、35000部のスマッシュヒットを記録。編著書に『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』(朝日出版社)がある。

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