• Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309029030

作品紹介・あらすじ

劉慈欣『三体』の世界的大ヒットに代表される中国SFの現在と、中国をめぐる想像力の先端に挑む、日中米の作家たちによるオリジナルアンソロジー■小説ケン・リュウ「トラストレス」(古沢嘉通 訳) *初邦訳 柞刈湯葉「改暦」 *書き下ろし?景芳「阿房宮」(及川茜 訳) *初邦訳 王谷晶「移民の味」閻連科「村長が死んだ」(谷川毅 訳)佐藤究「ツォンパントリ」上田岳弘「最初の恋」樋口恭介「盤古」■エッセイイーユン・リー「食う男」(篠森ゆりこ 訳)ジェニー・ザン「存在は無視するくせに、私たちのふりをする彼ら」(小澤身和子 訳)藤井太洋 「ルポ『三体』が変えた中国」立原透耶 「『三体』以前と以後」

感想・レビュー・書評

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  • 読むのが全く追いつかない、、、また入院しようかな?

    中国・SF・革命 :ケン・リュウ,郝景芳,閻連科,柞刈湯葉,佐藤究,王谷晶,イーユン・リー,上田岳弘,樋口恭介,ジェニー・ザン|河出書房新社
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029030/

  • 中華SFと、日本人作家による中国をテーマにした作品のアンソロジーです。
    何と言うか・・・このアンソロジーがどのような考え方で編まれて、何を伝えようとしているのかが理解できなかったのが残念です。
    『三体』がキッカケで中華SFに関心が集まっているのはわかるのですが、『中国・SF・革命』というタイトルが、これが本著の本質を表すものだとはあまり思えず。初出の作品も3編あったのですが、順番がその3編→「文藝」2020年春季号に載ってた作品5編→「文藝」2020年春季号に載ってたエッセイ4編となっていて、意味的な流れはあまり無いんでしょうか。

    個人的に面白かったのは、王谷晶氏の「移民の味」でした。移民が構えた小さな店『林家餃子』の跡取りが主人公で・・・という話なのですが、途中でツッコミを入れたくなるコト確実です(笑
    確かに冒頭、ちょっとした違和感はあったんですが、それにしてもこのネタをキッチリ綺麗に纏め上げてきたなぁ!という感想です。

    あと、ジェニー・ザンのエッセイ「存在は無視するくせに、私たちのふりをする彼ら」は、アメリカの文壇におけるポリティカル・コレクトネスの現状・・・と言うか惨状をレポートしたものです。
    本著のメインの流れが「中華SF凄いよ!」だと仮定すると、このエッセイのテーマはSFですらないん(文学界全体、あるいは詩?)ですが、課題提起としては非常に良くわかるし、時間の問題で何らかの波及があるかもしれません。本著にこのエッセイが入っていたのは意外ではありましたが、読めて良かったというのは正直なところです。
    (アラキヤスサダ氏の話とか、私は初めて知りました)

    単品として面白い作品は入っているものの、パッケージングの趣旨は私にはわからず残念でした。中華SF読みたい!という方には別の作品をオススメします。

  • 河出書房新社文藝2020年春季号(2020年1月)中国・SF・革命を大幅増補して、2020年7月河出書房新社刊。中国SFをテーマにした、日、米、中の作家12人による、小説8つとエッセイ4つのアンソロジー。ケン・リュウ、郝景芳、王谷晶、が好みでした。王谷さんは、別のものも読んで見ます。表紙にインパクトがあって、本を手に取るたびに、ドキリとします。
    訳し下ろしケン・リュウ:トラストレス、書き下ろし柞刈湯葉:改暦、訳し下ろし郝景芳:阿房宮、文藝2020年春季号(2020年1月)王谷晶:移民の味、閻連科:村長が死んだ、佐藤究:ツォンパトリ、上田岳弘:最初の恋、通口恭介:盤古、イーユン・リー:食う男、ジェニー・ザン:存在は無視するくせに,私たちのふりをする彼ら、藤井太洋:ルポ「三体」が变えた中国、立原透耶:『三体』以前と以後

  • 阿房宮、冒頭の父母を想いながらも白痴じみた語り口にやられる。
    移民の味、餃子百合SFという良くわからない概念のテーマに圧倒される。
    藤井太洋と立原透那の、中国でのSF状況のレポートが大変興味をそそられる。政府の政策としてSFが振興されているようだ。中国凄い。

  • 翻訳ものと解説などのアンソロジーと思ったら、自国文な割合が高かったのがガッカリ

  • 2022年1月5日読了。中国にまつわる短編小説・エッセイを集めたアンソロジー。『SF』をテーマにした作品ばかりではないが、結果的に現代の中国を小説で語ろうとするとそれは『SF』にどうしてもなってしまうのが面白い。作品も作家も雑多で全体を貫くテーマ・思想もなく、そもそも作家陣にも普通に日本人が混じっているような本だが、それだけに内と外から見た中国のリアルが立ち上ってくるように感じられ興味深い…。現代を生きる中国人にとっての「文化大革命』は、中国を語る上で避けて通れないイベントで、日本人にとって最近では東日本大震災・過去で言うと原爆や満州国設立に相当するような、民族のアイデンティティを揺さぶる出来事だったのだろうな、と想像する。

  • なんとも評価しにくい本である。
    中国出身の作家のSFと 中国を舞台にした日本人作家のSFと中国出身作家のエッセイと日本人の中国SFに関するエッセイ。雑誌みたいな本である。
    内容は これといって推したい短編がなかったので星二つ。
    藤井大洋氏のルポにある2023年世界SF大会ワールドコンは成都で開催するのだろうか?

  • 意外と良かった。短編なので飽きずに読めました。

  • 「中国SF革命 ケン・リュウ、柞刈湯葉、郝景芳、王谷晶等 河出書房新社 2020年」

    図書館で借りた。少数民族に支配される漢族の官僚の心情や、移民先での世代間の葛藤など面白いと思って読んでいたら、日本人作家だったw阿房宮は西安に行った事あるのでイメージつきやすかった。日本人作家がなぜ混ざっていたのか。

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