- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029160
感想・レビュー・書評
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最近、女子高生の自殺が増えているという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021500805&g=soc
「小中高生の自殺、過去最多 コロナで大幅増、女子高生突出―文科省」
2020年に自殺した児童生徒は過去最多の479人。前年度より140人の増加。女子高生は前年の2倍以上に増加しているという。
わたしは今の仕事をする上で、どんなに悩んでも絶対にぶらさない軸がある。
それは、10代の子に、死を選んでほしくない、自殺してほしくない、ということだ。そのために、その子の人生を一緒に考えてゆける存在でありたい。
正論は、彼女たちを苦しめる。誰よりも、その正論を自分にぶつけ、それができないことで苦しんでいるからだ。
人が生きるということは、社会と接するということだ。
そして社会で働いて収入を得て、それで生活するということだ。
親に家賃を補助してもらっても、親はいつか死ぬ。
現実というのはそういうことだ。
そして、これはただの、正論だ。
仕事中、自分でも引くほど正論吐いてんなと思う。一方で、プライベートの自分なんか正論の反対側にいる。仕事の休憩時間は、仕事とプライベートの、ちょうど狭間。だから、そういう時間に読んでいると、やきもきとしてくる。
作中の姉や母のように、「推すことはできるのに課題はできないんかい!」と思えてくる瞬間が、どうしてもある。正論と、うまいことできない主人公への共感、両方が、わたしの心の中で、渦巻く。
自分の人生含めて正論ばっかで上手くいくわけはないのに、教育機関という仕事柄、どうしても生徒にやらせないといけないことはあって、そういう時の自分の正論の吐き方は、我ながら当惑する。
単純に舐め腐ってるやつもいるけど、そうしたいけどできない、って子だってたくさんいるわけで、そういう子の力になりたいと思っているのに、どうしてこんなに正論ばかりが口をついて出てくるんだろう。
推すこと、やるべきことをやること、それらをバランスよくやれればよいのだけれど。
アンバランス。あまりにも。みんながみんな、そんなに器用に生きてゆけるわけがない。
その不器用さのひとつとして作品の中に描かれているのが、「発達障害」だ。明確に発達障害であると記載はされていないけれど。そしてこの不器用さは、村田紗耶香さんの「コンビニ人間」を彷彿とさせる。「普通」というものに対して問題提起したあの作品は以前、直木賞を受賞した。今回、この作品は芥川賞を受賞。「コンビニ人間」では、コンビニという場所では安心して生きてゆける主人公がいた。本作品では、推しという存在があってのみ、生きてゆける主人公がいる。
この「推し」という存在。理解できる人とできない人がいるだろう。でも、例え推しの感覚が理解できなくても。それでもこの作品は、作者の訴えたいことがしっかりと伝わってくる。推しという感覚的なものに加えて、生きること、前を向くこと、さらには最近の子ども(若者)の生きづらさが、全力を尽くして描かれている。生きづらさを抱えながらも必死に足掻いている主人公の姿はとても痛々しく、時に顔をしかめながら読んだ。先に挙げた女子高生の自殺の増加。彼女たちも、必死に足掻いていたんだろう。気付いてあげられなくて、ごめんね。いや、もしかしたら。気付いていたのに、聞こえないふりをして、見ていないふりをしていたんだ。本当に、ごめんね。
でも一方で、こうも思うのだ。
生徒の中にはオーバードーズやリストカットをしたと彼氏や大人に訴える子がいる。わたしは彼女たちにそんなことをしてほしくない。それをしてほしくないと、素直に正論をぶつけて何が悪い。
だって、わたしは彼女たちに、死んでほしくない。ましてや自分から死を選ぶなんて絶対にしてほしくない。確かに薬の量は、致死量ではないかもしれない。傷の深さは、浅いかもしれない。それでも。一回くらい、正論をぶつけさせて。
「わたしはあなたに、死んでほしくない。」
それは、彼女たちの、あなたのまわりを取り巻く環境があなたをそうさせているのであって、あなただけがそんなに辛い選択をする必要なんて決してない。もっと、あなたができないって思うことを、周りの、人のせいにしていい。あなたにはみんなができることができないかもしれない。でも、あなたにしかできないことだってある。だから、できないことだけに目を向けて、自分を追い込まないで。
みんな、死なないで。
死を近しく感じている全ての、特に、若い人たちへ。
ここに、一緒に、あなたの生きづらさに寄り添ってくれる作品がある。
この作品が、あなたの、あなたたちの傍にあることを、切に願います。 -
推しを推しまくる、他人には理解できないほど推しまくる、そんな話だと思っていた。確かにそうなんだけれど、作者が伝えたいのはそんなことじゃない気がする。
推しを推すこと以外、何もしないのではなく、できない少女。そう、少女なのだ。
できないことをただ指摘する大人。病名だけを伝える大人。
そこから一歩踏み込んで何か少女のために動いてあげられなかったのか、好きなことにはこんなに一生懸命になれる少女の特性を活かして生活に結びつけてあげることはできなかったのか‥‥と側から見ている分には言えるのかもしれない。実際に隣にいたら遊んでいるようにしか見えなくてイライラしてしまうのかもしれない。
ただ一つ分かったのは、少女の心の内。できないことが自分でも分かっている、そしてそれを責められていることもわかっている、その心の中。それが痛いほど伝わってくる作品でした。
ずっしり響きました。-
こんにちは!
この本を最近読んだのですが、そういった少女を取り巻く環境については深く考えていなかったので、違う見方を知れました♪
私もそこま...こんにちは!
この本を最近読んだのですが、そういった少女を取り巻く環境については深く考えていなかったので、違う見方を知れました♪
私もそこまで深く考察できるようになりたいです。
人によって感想が違うのがやはり読書の面白いことだなと改めて実感できました!
2023/03/13 -
みきさん、はじめまして♪
コメントありがとうございます。
同じ本を読んでも人によって感じ方が様々で面白いですよね。
そして、それを皆んなで共...みきさん、はじめまして♪
コメントありがとうございます。
同じ本を読んでも人によって感じ方が様々で面白いですよね。
そして、それを皆んなで共有し合えるこのブクログの場、ありがたいです。
これからもどうぞよろしくお願いしますね♪2023/03/13
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祝、芥川賞。
宇佐見りんさん、史上三番目の若さでの受賞とのこと。
芥川賞作品は短いので、何がしかの待ち合いに読むのにマッチする(笑)
この本の場合は歯医者さんの診察待ちで読んだ。
「推し」についての小説。
全般に不安定でスマートには進まない。
つまづきながら歩む。
時に二本足歩行もできなくなる。
主人公のあかりはそんな女の子だ。
あかりの推しのアイドル真幸は、ある時ファンを殴って炎上する。
そんな行動に幻滅するファンも多い中、あかりは真幸を解釈し続ける。まるで、自らが生き続けるための証を探し続けるかの如く。
というお話だが、
うーん、
「推し」のことはよくわからない!
なんだか、新しい世界に出会ってしまいました。
とても若い作家さんなのに、主人公も若いのに、小説から若い熱量を感じないのが不思議(笑)-
こんばんは!
いやいや、なんというか。
文面だとニュアンスが伝わらなくて、難しいですね。
わたしは、最近の「スペクトラム」とい...こんばんは!
いやいや、なんというか。
文面だとニュアンスが伝わらなくて、難しいですね。
わたしは、最近の「スペクトラム」という潮流というか考え方が好きで。
みんな、得意不得意や、気質や体質、あると思っていて、ついでに言うと、みんな何かしらの依存症だとも思っています。
つまり、みんな発達障害の総称の中に挙げられる特性の中にあるだろうし、何かしらに依存しながら生きてるんじゃないの?というのが個人的な持論です。ちょっと極端に言ってますが。
作品だと、あかりが推しを推すことはできて生活が回らないことを発達障害で片付けている気がして、それこそわたしは乱暴だと、そう感じたんですね。
人間「偏り」くらいあるじゃないですか。そこが個性の愛すべきところで。
だから、あかりは発達障害って設定だったけど、あかりという人間性、でよかったと思うんです。
そういう意味で、たけさんの言葉は、わたしにはふさわしいように感じたんです。
同時に、その発達障害という彼女の特性が、推しというものへの理解の一助になっているのかなとも思うのです。あかりほどの熱量でもって推せるのってすごいことでしょうし。
また、作品の中の彼女の生きづらさは想像を絶します。その生きづらさの想像を補う存在としての発達障害だったのかな、と。
うん、やっぱりうまく言葉にできません(笑)
でも、おっしゃる通り、環境ですよね。
あかりはたぶん、飲食店のアルバイトよりも、別のアルバイトの方が向いているような気がしました。
こちらこそ、もやもやさせてしまってたら、すみません。
そして駄文長文、まことに失礼いたしました。2021/02/25 -
naonaonao16gさん。
なるほど!
乱暴に言うと、この作品に対してnaonaonao16gさんと僕は同じようなことを感じていた、と...naonaonao16gさん。
なるほど!
乱暴に言うと、この作品に対してnaonaonao16gさんと僕は同じようなことを感じていた、ということですね(笑)
まあ、個性なんですよ。結局。
「発達障害」という言葉は、その人の生きづらさを除去するためにあるのであって、周りが偏見を持つためにあるのではない、ということかな。乱暴にまとめると。2021/02/25 -
たけさん
そうです!たぶん同じこと感じてます!(笑)
生きづらさの除去。
いいこと仰いますね~
本当にそうだと思います。本人がその言葉を...たけさん
そうです!たぶん同じこと感じてます!(笑)
生きづらさの除去。
いいこと仰いますね~
本当にそうだと思います。本人がその言葉を名付けられて、生きやすくなれればよいのです。2021/02/26
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主人公あかりは、地下アイドルの推し活をしている。その活動は、彼女の背骨だとする。
推しを崇拝するが如く、彼女達は、その活動を支える。そして、その対象となる、仕事学校等を業と名付ける。
若い作家さんで、他作を読んでいないので、作風がわからないのですが、現実の社会生活に馴染めない、納得していないという状況を具体的に書いていきます。そのような状況は、その時代やその年代で表現されてきて、シンパシーを得ています。
あかりは、病名が二つついたという設定ですが、最後までそれを明らかにはしません。
彼女は、日常生活は破綻気味でも、背骨を持った推し活は現実的で計画的とさえ思える行動をとります。
病気かどうかは、不要であったように思う。読者に任せてもよかったのではとも思う。
彼女の推しは、人を殴りSNS上で炎上する。そして、グループ解散結婚であっけなく消滅する。
彼女は、最後に 投げた綿棒を骨に見立てて拾う。
彼女の中で推しも燃え尽き、次の生活に進もうとすると読んだが、違うかもしれない。 -
「推し」にのめり込む気持ちはよく分かる。
ちょっとこれは行き過ぎてるけど、気持ちはとても理解できる。うん、かなり行き過ぎてるけど。
「推し」がテーマなので楽しい話だと思っていたのに、全体的にかなり暗くて、文章も読み辛かった。
普段と同じスピードで読み進めると、意味がわからないまま過ぎていってしまう。
ゆっくり、情景を思い浮かべながら読むべき本。
こういうのを純文学というのかな。
私は長ったらしくて読みにくいな、と感じてしまった。
それにしてもこの家族、みんな冷たすぎる。
もっと寄り添って、理解してあげなきゃ。 -
芥川賞受賞の作品。
21才の若手作家(でさらに可愛い気がした笑)とのことで気になり購入、読了。
前作は三島由紀夫賞を最年少で受賞されているそう。
いやー、コレは面白いですねーーー( ̄∇ ̄)
めちゃ良い作品…天才の予感がする作家さんですね。
上手く言い表せないんですが、文章に魔力めいたものを感じるというか…(笑)
読み手をぐっと惹きつける、のめり込ませる不思議な魅力があるように思いました。
「アイドルを『推す』」という最近(ちょっと前からかもしれませんが…)特有の文化。
現実世界で埋められない心の穴を、そこで代替してしまうほどにのめり込む。
まさに「今」を切り取った文学だなと。
朝井リョウさんの帯の一文、「未来の考古学者に見つけてほしい時代を見事に活写した傑作」がまさに言い得て妙だと思いました。
本作は、他に類を見ないほど「リアリティ」、「臨場感」が突出しているのでは無いかと思います。
すぐそこにある事実のように、明確にイメージできるレベルですっと入ってくる感覚があります。
「アイドルを推す」という自分にとっては未知の領域も、その心情が巧みに表現されています。
推しエピソードの手数も多く、それが圧倒的な「熱量」を伝える要素として効いているのでは無いかと。
上手くいかない家族との関係性も、辛辣なほどリアルに描かれています。
母、父、姉、あかり、誰かが一方的に悪いというわけではない…でも、どこか歯車が噛み合わない。
幸せになれない。
こういう家庭って実際にあるんだろうなと。
読んでいて、ずっともやもやもした行き場のない感情があったのはそこなのかなと。
解決の糸口が見えない、その閉塞感が影響していたような気がしました。
ラストは様々な解釈があるように思います。
個人的には希望のある終わり方なのかなと。
あかりは自分を受け入れ、自らの力で歩いて行く決断をした。
そんな風に解釈しましたが…
自分もあまり器用な方では無いですが、自分なりに逃げない、ズルしない、自分に恥じない、そんな生き方をしたいなと。
漠然とですが、そんなことを思いました。
二足歩行は向いてなかったみたいだし、体は重い。
でも、やるしかない。
<印象に残った言葉>
・触れ合えない地上より触れ合える地下(P5、成美)
・推しは命にかかわるからね(P6、あかり)
・やらなくていい、頑張らなくてもいいから、頑張ってるなんて言わないで。否定しないで(P57、姉)
・携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。相手と話して距離が近づくこともない、あたしが何かをすることで関係性が壊れることもない、一定のへだたりのある場所で誰かの存在を感じ続けられることが、安らぎを与えてくれるということがあるように思う。(P62、あかり)
・二足歩行は向いてなかったみたいだし、当分はこれで生きようと思った。体は重かった。綿棒をひろった。(P125、あかり)
<内容(「Amazon」より)>
【第164回芥川賞受賞作】
「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」
朝日、読売、毎日、共同通信、週刊文春、
ダ・ヴィンチ「プラチナ本」他、各紙誌激賞! !
三島由紀夫賞最年少受賞の21歳、第二作にして
第164回芥川賞受賞作
◎未来の考古学者に見つけてほしい
時代を見事に活写した傑作
――朝井リョウ
◎すごかった。ほんとに。
――高橋源一郎
◎一番新しくて古典的な、青春の物語
――尾崎真理子
◎ドストエフスキーが20代半ばで書いた
初期作品のハチャメチャさとも重なり合う。
――亀山郁夫
◎今を生きるすべての人にとって歪(いびつ)で、でも切実な自尊心の保ち方、を描いた物語
――町田康
◎すべての推す人たちにとっての救いの書であると同時に、絶望の書でもある本作を、わたしは強く強く推す。
――豊崎由美
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』は第56回文藝賞及び第33回三島賞を受賞(三島賞は史上最年少受賞)。21歳、圧巻の第二作。 -
164回(2020年度下半期)芥川賞を受賞作品。2021年本屋大賞では9位を獲得。
アイドルとは偶像であり、その偶像を崇拝(≒推し)するということは宗教的なことを示唆しているのだろうか。途中、「業」などという言葉がいかにも意味ありげに使われてもいたし。
読んでいて、同じく芥川賞受賞作品の「コンビニ人間」を思い出した。肉と骨が表と裏、「こちら」と「あちら」という感じだろうか。
また、文体で言えばゆるい感じからギアチェンジした時の迫力は凄い。引き込まれていく感じがたまらない。
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TAKAHIROさん、はじめまして
5552と申します。
フォローありがとうございます。
「ギアチェンジ」ってうまいこと言うなあ、...TAKAHIROさん、はじめまして
5552と申します。
フォローありがとうございます。
「ギアチェンジ」ってうまいこと言うなあ、と思いました。
自分のレビューで舌足らずにしか書けなかった宇佐見さんの文体の魅力を、上手く表現しているなあ、と。
いきなりのコメント失礼しました。
2022/03/26 -
5552さん、コメントありがとうございま〜す。
コロナ禍でブクログ初めて2年にして祝初コメントいただきました!
ギアチェンジって仕事での私の...5552さん、コメントありがとうございま〜す。
コロナ禍でブクログ初めて2年にして祝初コメントいただきました!
ギアチェンジって仕事での私の口癖なんですよ‥よって深く考えたコメントではございません(笑)
5552さんのレビュー今後も楽しみにしとります。2022/03/26
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2019年、『かか』でデビュー。2020年、二作目の本作で芥川賞受賞。この時、宇佐美さんはまだ21歳だった。
私の父は読書好きである。しかし趣味は合わない。
少し前に、父に世間話で「最近何か面白い本あった?」と聞いた。
父は、「芥川賞とった"推し燃ゆ"な、図書館でえらいたくさん順番待ちしたけど、最低やであれは!意味不明で!」といきりたつ。…それ、「面白い本」ちゃうやん。
短気な父なので、あまり順番待ちを好まない。期待値高かっただけに余計なのだろうが、別に本当に列に並んだわけでもないのに面倒くさい人である。
しかし、父がそこまで面白くないというなら面白いかもしれないと思って記憶に残っていた。
それで本日借りてきた。
短いからあっという間に読み終わる。面白い。私はすごく好きだった。
ん?やっぱり、「面白い本」の紹介で合ってたのか。笑
あかりは生きづらさを感じている高校生。
あかりにとっての幸せは、『推し』、アイドルグループ「まざま座」の上野真幸を推すこと。推しを解釈し、推しの見る世界をすべて見たいと思う。
その推しが、ファンの女性を殴ったという。一晩で推しは炎上する。
「推しが燃えた。」
炎上する推しを応援しようとするあかりだが、学校もバイトも、家族ともうまくいかず、実社会では孤立する。そしてあかりに衝撃の出来事が起きる──。
推しがいる。だから生きている。
推しが自分の全て。推すことが、生きる証。
「推し」は今や一種の文化だ。
朝井リョウは「未来の考古学者に見つけてほしい時代を見事に活写した傑作」と評する。さすが、うまいこと言う。
本作は、推しが前提で進む。「推し」や「炎上」などの用語説明はない。
だからそもそも「推し」という言葉からして父にはわからなかったのだろう。しかし、一応普通の社会生活営んでいるように見えて、あなたの娘にも推しがいるよ。この主人公に親近感抱いているよ。
もうしんどい、辛い。そんな灰色の世界を鮮やかに彩る。推しが頑張っている限りは自分もくじけないと思う。作中でも出てくるけど、"背骨"。くにゃりとなる気持ちと体を支えてくれる。推しとはそういう存在だ。
…私事ですが、、
我が"推し"真央ちゃんの新しいアイスショーが9月から始まるらしい!ぁぁぁあ、生きててよかった!子供らも大きくなってきたし(下はまだ保育園だぉ!←)、遠征も解禁だよね!?行ってくるー!-
マリモさん、こんにちは♪
滋賀公演アイスショー、当選しちゃった♡
母娘3人で楽しんできま~す⛸️マリモさん、こんにちは♪
滋賀公演アイスショー、当選しちゃった♡
母娘3人で楽しんできま~す⛸️2022/07/29 -
地球っこさん!!
私も真央ちゃんの滋賀公演とれました♡♡♡きゃー\(//∇//)\
我が家は息子がついてきてくれるらしいです。(←少女漫画...地球っこさん!!
私も真央ちゃんの滋賀公演とれました♡♡♡きゃー\(//∇//)\
我が家は息子がついてきてくれるらしいです。(←少女漫画は照れるのに、これは照れない母)
真央ちゃんは子供好きなので、子供はいいダシになるんですよげへへ…。あ、ゲスい笑いが漏れてしまった。
楽しみですねー(^o^)わーいわーい
宇宙兄弟も持っていますよ!こちらもついにタイトル回収して、クライマックスですね。
そういえば私も、りぼんの他に、兄弟の買ってくるジャンプやサンデーを読んでいました。コナンくんはその頃から既に連載していたんですよ。今もまだ続いているってすごすぎますねー!2022/07/29 -
マリモさん
おおーっ!
やったーですよね♡
息子ちゃんナイスですね。
げへへ、母の特権です 笑
楽しみー( ☆∀☆)マリモさん
おおーっ!
やったーですよね♡
息子ちゃんナイスですね。
げへへ、母の特権です 笑
楽しみー( ☆∀☆)2022/07/29
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芥川賞受賞作品とのことで、図書館で予約。
薄い本で少し驚く。
タイトル通り、主人公の少女が全身全霊をかけて推しているアイドルが燃える(炎上する)ところから物語は始まる。なんとも斬新。
推しを推し続けて、物語は終わる。やはり斬新。
自分から見ると、少女の想いはたいへん複雑に映り、推し一色の日々を楽しんでいるようにも、苦しんでいるようにも思えた。主人公の少女に寄り添うのに想像以上に体力を要した…薄い本なのに、とても疲れたというのが読後の感想。
著者プロフィール
宇佐見りんの作品






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そうですよね。ふとした自分の気持ちや考えを伝えることは、思わず誰かを傷つけてしまうかもしれなくて、そう思...
そうですよね。ふとした自分の気持ちや考えを伝えることは、思わず誰かを傷つけてしまうかもしれなくて、そう思うと難しくてとどまってしまうこと、私もいっぱいあります。お気持ちとってもわかります。。
note拝見しました。naonaonao16gさんの想いが痛烈に伝わってくる、素敵な文章でした。
これからも、naonaonao16gさんの想いを書き続けてほしいです。
noteも見てくださり、ありがとうございます!
何かを誤解されずに伝えるのって難しいですよね。
昨日村上春樹氏が、表現することを...
noteも見てくださり、ありがとうございます!
何かを誤解されずに伝えるのって難しいですよね。
昨日村上春樹氏が、表現することを恐れるな、読む側も違う意見だとしても受け入れる力を、的なことを仰っていてなんだかグッときました…
これからもぼちぼちですが続けていこうと思います!
是非また遊びに来てくださいね( ¯꒳¯ )ᐝ
はい、ぜひ!
これからも拝見したいです☺︎
はい、ぜひ!
これからも拝見したいです☺︎