本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029573
感想・レビュー・書評
-
図書館で表紙に惹かれて借りてみたジャケ借り。全体的に陰の雰囲気、太宰はよく知らないがなんだか破滅型で暗い。なんだけど気になってあっという間に読破。結局なんだったんだろう、と気になる箇所がたくさんあるのだけど、70年代半ばの雰囲気を存分に味わえた本。そこまで太宰を踏襲しなくても、と思いながら読みすすめ最後は自らそれに気付いて前に向かおうとするところは良かった
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平成生まれには、このレトロ感がある時代背景が新鮮でした。
-
私は、1980年まで、近くの大学に通っていた。あのころの下宿の匂いがした。
-
昭和のまっただ中、1976年。ふわふわと生きる主人公の苦悩をゆったりとした筆致で描いている。
昭和の勢いがわからない程に全体としてほの暗い印象なのが、悩み深き青年ゆえか、作者の文体なのか今いちつかめなかった。
全6件中 1 - 6件を表示