東京ディストピア日記

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 95
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309029610

感想・レビュー・書評

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  • コロナ禍の日記、ではなく、ディストピア特集という依頼でコロナ禍の日記にしたという一冊。たしかに今の世界はディストピアでしかない。オンラインイベントのために今週中に読もうと思ってて、感染状況やいろいろな社会の動きをなぞるのはしんどいこともあったけど、でも読めてよかった。社会の一員として、考えなければいけないな。考えて、行動しなければ。優しくなりたい。

  • 私の男など数々の著書を出されてきた桜庭さんのコロナ下での12ヶ月の記録。

    これは今読みたい。自分が抱えている心の中のもやもやがなんなんだろう。桜庭さんのフィルターを通したコロナの世界を見てみたいといういろんな気持ちから購入しました。

    淡々と世界中のコロナに関する事実が書かれているとともに、緩やかだけれども日常が終わりを告げて、少しずつ周囲の人、そして桜庭さん自身の変化が描かれていました。大きい世界と小さい世界。

    自分はコロナ関係のニュースを見ると少し疲れてしまうのであまり意識的に見ないようにしてきたけれど、世界では各国様々なことが起きていました。それを知ることができただけでもよかった。
    そして、最近オリンピックの聖火リレーと緊急事態宣言のニュースが並列されている猛烈な違和感を に対し、おかしいと思って良いんだよなと認識できました。

    また、自分も困難な中だけれど互いに寄り添い、おかしいと思うことはきちんと思考停止せず考え、優しくありたいと強く思いました。

    偶然にも今日読んだ2冊の本にミヒャエルエンデのモモに対する描写がありました。これは何かの縁を感じたので、小学生以来にモモを読み返してみようと思います。

    今、読んでよかった。
    淡々と進むので、合わない人には合わないかもです。。。

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著者プロフィール

1999年デビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞。21年2月、小説『火の鳥』刊行予定。

「2021年 『東京ディストピア日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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