わたしたち

著者 :
  • 河出書房新社
3.24
  • (2)
  • (9)
  • (17)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 179
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309030449

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わたしたち/落合恵子|絵本のギフト通販【クレヨンハウス】
    https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g9784309030449/

    落合恵子の『明るい覚悟』
    https://livingatthesametime.themedia.jp/

    わたしたち :落合 恵子|河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030449/

  • いいじんせいだったよ

  • 4人の登場人物の中に、現代のいろいろな問題が含まれて話が進みました。落合さん風の投げかけが感じられました。友達と今後どのように関わって過ごしていくのだろう?

  • 落合恵子さん、彼女と同い年の4人の女性の物語。
    13歳、1958年に出会い、長い年月を親しい友達として生きた4人。
    中学時代の美智子先生の言葉はひとつひとつ、落合さんの信条としてきた言葉だろう。
    4人、それぞれの生きざまが語られ、全く違うけれど、すべてが肯定される、そんな話。
    人はそれぞれ違う、けれど、その人になる瞬間がある、というか、自分をしっかり持って生きていこうという人生の応援歌みたいな話。

  • おしゃれは自己表現のひとつです。
    わたくしはわたくしのために、おしゃれをしているんです

    自分が気持ちよく過ごすため
    自分であることを自分で愛するため

    チョイス、選択の問題
    チョイスこそ人生の基本


    Don't walk behind me
    I may not lead
    Don't walk in front of me
    I may not follow
    Just walk beside me and be my friend

  • 中学から一緒の気の合う友達との出会いから別れまで。美智子先生の教えがかっこいい。当時こんな学園に通えたのって裕福な方だろうし、自分にはピンとこなかった。

  • 13歳、希美学園で出会った4人の少女たち(おとなしいけどちゃんと意志を持ってる佐智子、あいのこ(もはや死語だね)で美人で歌に上手い美由紀、小柄で勝ち気な晶子、シングルマザーに育てられ後に放送局に勤める容子)の半世紀に渡る物語。
    どうしても、容子と著者を重ねてしまう。
    容子みたいに落合さんにも事実婚のパートナーがいたらいいななどと余計なことまで思ってしまった。
    著者もまた常にマイノリティの味方で闘う女性だ。
    先日、ラジオで元気なお声を聴いて安心した。

  • 女学生時代の会話が見事に古くさくてリアル…に違いない。

  • 「チョイスこそ人生の基本」抑圧や古い因習が残り貧しくても、元気で夢と希望があふれていた時代が4人の少女たちと美智子先生を通して伝わる。美智子先生が、どんな晩年迎えたのかも知りたかった。「体験がすべてであると言うのなら、子どもがいる人々が、子どもの命を奪う戦争になぜ反対しなかったのでしょう」5人とも落合さんがモデルか?

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1945年 栃木県生まれ.
[現職]作家.子どもの本の専門店クレヨンハウス,女性の本の専門店ミズ・クレヨンハウス主宰.『月刊子ども論』,『月刊クーヨン』発行人.『Women's Eye』編集人.『週刊金曜日』編集委員.
『ザ・レイプ』講談社,1982.『セカンド・レイプ』講談社,1994.『あなたの庭では遊ばない』講談社,1992.『「わたし」を好きになるために』海竜社,1997.『雪の贈りもの』集英社,1997.その他,女性問題をテーマにした翻訳多数.

「1998年 『ゆらぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

落合恵子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×