裸のランチ

  • 河出書房新社 (1992年1月1日発売)
3.25
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Amazon.co.jp ・本 (332ページ) / ISBN・EAN: 9784309201856

みんなの感想まとめ

独特な世界観と深いテーマが印象的な作品で、読む人に強烈なインパクトを与えます。古典的な教養としての価値が感じられ、意識や偶然の産物としての側面が興味を引きます。初めての読者には難解に映るかもしれません...

感想・レビュー・書評

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  • タイプした紙をバラバラに刻んでランダムにつなげるカットアップ技法と紙を折って重なった部分を使うというフォールドイン技法を用いた作品。
    断片的なイメージが浮かび上がるだけでストーリー自体は全く理解できなかった。
    人体の蛋白質を液状化し人類を一人の人間にしてしまおうという液化主義者がいたり自分のコピーを生み出して殺し合いを演じようとする分裂主義者がいたり著者が急に狂ったりするし…
    想像力と感性を働かせて読むと、幻覚の中にいるような気分になれるよ。

  • 『裸のランチ』(1959)とは、アメリカのドラッグ中毒作家ウィリアム・バロウズが著した、人気(!)の麻薬小説です★

     W・バロウズの名前は、読む前から目にする機会がありました。圧倒的に支持されたビートニクのカリスマ✧ ですね。
     1940年終盤~60年中盤辺りの米国は、ビートニクやビートジェネレーションと呼ばれる、言葉のエネルギーを使って自由にクリエイティブなことヤる一団の活躍で湧いていたとか。
     詩人や小説家もミュージシャンも呼応した、その界隈(?)でディープな影響を与えたバロウズの代表作『裸のランチ』です✧

     独特なリズムとスピード感、うねりで迫る、ひっじょうに自由奔放かつ幻想的かつ流動的かつ軟体的な表現☆
     あらすじというほどのものはなく、さまざまなヴィジョンが光ったり歪んだり戻ったり、速さが途中で変わったり! 素直に「うひょー」と叫ぶだけでいい作品かもしれません。

     しかし結局、ここに綴られているのはドラッグが見せる幻覚です。その価値が自分にわかったかは微妙だな★ ランチはいつ食べたのか、もう覚えてません。本作をものすごく理解できる人がいたら、そのほうが危ない気もします。

     ここまでハチャメチャにする必要性はともかく、表現者は壊れかけがいい★
     人間、ずっと同じ挙動パターンをくり返すだけではなく、脳裏に浮かぶものも時系列ではなくぐちゃぐちゃです。
     でも、思いつくまま文章化すると意味不明で、意味不明のものを書くとお叱りを受ける……。もともと、小説や随筆などの長さのある文章作品には、硬直しやすい面があるように思います。
     そういう限界をあくまでも言葉の馬力で打ち砕き、新境地へジャンプしたのがバロウズだったのでしょう。幻視した世界に、ときどき踊る知的な光。薬に頼らずに成せば、もっとよかったんですが★

     その実験性には魅力を感じ、彼につき動かされた創作人たちの作品にこそ、関心を強めました✧


    ▼ケルアック著『オン・ザ・ロード』
    https://booklog.jp/users/kotanirico/archives/1/4309709419

  • 再読。

    やっぱりこれは、心と時間に余裕があるときに読みたいね。

  • 以前読んだときには何が何やら、という感じでした。
    また読みたい。

  • ストーリーもクソも皆無。でも、その中に忘れられない一文やメッセージがある。数年経って本を開き、そんな忘れられない一文を探すも、全く出てこない不思議な本。

  • 彼氏に振られて小指を詰めたり
    ウィリアムテルごっこでうっかり妻を射殺しちゃったりと
    伝説だらけのジャンキーおじいちゃんことバロウズさんの代表作


    二十世紀最大の奇書だとか
    カットアップ手法の先駆者だとか
    ビートニク文化の御大だとか
    いろいろなラベルが貼られがちな方ですが
    何よりも作品以上に作者自体が世の中から求められているというこの人特有の評価が一番面白いと思います
    創作物と呼ぶには自己投影の割合が酷く多い作風でもって
    この人が書くからこそ本にも価値が生まれる、という
    なんだか捻れた感覚がでも嫌いではないです

    本自体は本として破綻しているので
    ひたすらに読みにくく一読では理解しきれませんでした
    なのでわたしは映画の方が好きですベンウェイ!

  • 読み切る前に次いってしまったが一応
    今はカメラの本しこしこやねん

    らもさんが影響受けたっていうから

  • なんか、癖になる。
    シュールすぎる。
    最高すぎる。最初わからんかったけど。えげつないし、、、
    「インターゾーン」が最高傑作。

  • 何回挑戦しても、すぐに挫折。 いききってます。 なので、逆に満点でお願いしますっ!

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