壁の上の最後のダンス: ベルリン・ジャーナル1989-1990

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309201870

作品紹介・あらすじ

世紀の大事件「壁の崩壊」を同時進行的に記録・再現し、その謎と真相に迫る。「猫の大虐殺」等で世界的に著名なフランス革命史研究家ロバート・ダーントンがリアルタイムで経験し、目撃し、書きとめた一年間の貴重な体験記。

感想・レビュー・書評

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  • 18世紀フランス史が専門の著者にとって、1989年はフランス革命200周年??であった筈が、大量のトラビがプラハに向かい、ベルリンに滞在中の著者の前で壁が開き、かくて論文執筆の予定は露と消えて著者は目の前の革命を記述することに集中する。Wir sind das VolkがWir sind ein Volkへとなし崩しに転回してゆく1年弱を扱っている。ベルリンのみならず、地方都市や田舎町での見聞も豊富。索引及び訳者による文献紹介あり。

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