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- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309206288
感想・レビュー・書評
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第1部の震えつつ、けがれずには作者がまさにくすり中毒者の状態で想いのままに文章を記していく、第2部の1年後。。。は少し醒めた状態でトリステッサへの愛をわかりやすい文章で記している。どちらもメキシコの醜いくすり中毒者を美しく表現している。
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最初に書いた文章が最高ということで、ジャズのように一発勝負的に書かれた作品。トリステッサ(悲しみ)という名前の美しい女性との話。読み始めからもう墜落まっしぐらの恋…何が悪いわけでなく不幸になりつつあるトリステッサになすすべもなく読み終えた。オン・ザ・ロードのディーンと同じくトリステッサとの結末もせつない。動物と一緒の生活や仏教の言葉が、貧困の生活を逞しくも優しく包むように描かれていた。
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