帰ってきたヒトラー 上

  • 河出書房新社
3.68
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本棚登録 : 1120
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309206400

感想・レビュー・書評

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  • f net on mar 29,14

  • 誰もが持ってるヒトラーのイメージと違う、一人の人間としての魅力…まあ、魅力かな?こんな人だったから皆挙って取り巻いて信奉してついて行ったんじゃないの?という凄い風刺の効いた小説。

  • 1945年に自殺したアドルフ・ヒトラーが2011年に甦るというなんとも不思議な作品ではあるがブラックジョークを交えながら現代の生活や国民との交流などに奮闘するヒトラーというのは読んでいて面白い。ヒトラーの側近の名前もちらほら出るので事前にヒトラーとナチスの事を勉強しておくと面白さ倍増。

  • アドルフヒットラーが現代のドイツによみがえって
    いろいろな経緯の中で芸人になっていく話。
    下巻もあるので内容はまだよくわかりませんが
    期待はできるような感じ。
    ただ、ドイツの歴史や現在の風俗や世俗が
    わかっていればもっと面白いのだろうと思います。

  • 読んだ後、賢くなった気がする。

  • きっと歴史を知ってる人には、
    ユーモアもセンスも皮肉も面白く感じられる作品だと思います。
    無知な私には、面白い部分はあるものの、退屈に感じられる部分も多い。
    ただ徐々にヒトラーが魅力的な人間になってきている…下巻が見逃せない。

    ドイツで130万部突破の大ベストセラーなのは、やはり自国の歴史を描いているから。
    でもヒトラーを描く新鮮さはもんの凄い。
    結局みんな、ヒトラーに惹かれていくのだろうか…

  • 話の本筋も面白いんだけど、個人的にはヒトラーの目線で描かれた現代の色々な物の描写が好き!
    ビニール袋やらiPhoneやら、今となっては当たり前になってしまったものをそれを知らない人が見たらどう見えるのか、っていう描写が面白すぎた。

    ヒトラーのバックグラウンドがわかってたらもっと面白いんだろうな。勉強してもう一度読みたい!

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著者プロフィール

1967年、ドイツのニュルンベルク生まれ。エルランゲン大学で歴史と政治を学ぶ。ジャーナリストとしてタブロイド紙や雑誌などで活躍。その後、『帰ってきたヒトラー』で一躍有名になり、映画でも大成功を収める。

「2020年 『空腹ねずみと満腹ねずみ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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