ハウスキーピング

制作 : 篠森ゆりこ 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 34
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309207384

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  • 米国の湖畔の町に両親を亡くしたルースと妹のルシールは、祖母と暮らしていた。やがて祖母が亡くなり、母の妹である叔母のシルヴィがやって来て、姉妹と暮らすようになる。しかし、シルヴィは流れ者とみられ姉妹の保護者としての資質には疑問が持たれる。姉妹は、半年もの間学校へ行かなかった。湖畔の自然の中で自由に暮らしていた。やがて妹のルシールは、自分たちの生活の異端さを意識するようになり、みずから家を出て学校の女教師の家に転がり込む。ルシールは、ラテン語の授業に打ち込むことで学校での居場所を見つけるが、シルヴィの誘いで学校を休んで湖へと向かっていく。シルヴィの奔放さに危惧を感じた住民たちは二人の生活に干渉するようになっていき、シルヴィとルシールは自分らしさを求めて家を出る。

    ハウスキーピングとは、家事という事ではなく家を守るというような意味合い。祖母・叔母・ルシールと続く家(家族)のつながりを、湖を中心とした清らかな田舎の景色の中でつづる。

    状況を理解するのに、ちょっと読む時間を要するかも。

  • ハウスキーピング=家を維持すること
    家という言葉にはもちろん、家族、家系も含まれる…

    大きな湖のそばの一軒の家
    湖に落ちた列車の車掌だった祖父。病気でなくなった祖母。湖に車ごと飛び込んだ母。流れの労働者になった叔母。ルースとルーシー

    聖書の引用。耳馴れない言葉。長いワンセンテンス。
    とても美しい英語の小説と言われていますが、読むには味わう余裕が必要かも。

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プロフィール

1943年米国アイダホ州生まれ。ピュリツァー賞、全米批評家賞など多くの文学賞を受賞。小説に『ギレアド』『ホーム』『ライラ』、ノンフィクションに『ピーター・ラビットの自然はもう戻らない』など。

「2018年 『ハウスキーピング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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