文字の世界史

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309223278

作品紹介・あらすじ

本書は世界各地での現地調査の経験をもつ社会言語学者によって書かれた文字概説であり、従来出ている文字概説書とは一味異なる斬新な切り口のもの。より深く文字学の森に進みいるためのウォーミングアップに好適の文字学入門。

感想・レビュー・書評

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  • 系統だった発展史というよりも様々な文字のあれこれといった感じ。アルファベット中心史観には批判的だが、それでもアルファベット偏重と感じてしまうのは自分が日本語話者だからかな。

  • 2013 8/15パワー・ブラウジング。同志社大学今出川図書館で借りた。

    図書・図書館史授業用。
    こちらはかなり突っ込んだ、個々の文字の成立経緯などにも言及する文字の歴史の本。
    「世界史」とはなっているものの、かつもちろん文字横断的に取り上げているところもあるものの、個別史の集成というイメージの方が強い内容。
    んー、授業にはあまり使わないかなあ・・・。

  • とにかく、扱っている文字種の多さに驚きです。この種のタイトルの本は、トンパなど絵文字系か、シャンポリオンやエバンスなどがどう読み解いたかの謎解き系か、ペトログラフを自己流に解釈したものが多いですが、これは本物です。日本文字の解説など見ると間違いもありますので、他の文字についても信用度100%というわけにはいかないのでしょうが、それでも十分な情報量です。

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