昭和・平成家庭史年表 1926-2000

下川耿史 家庭総合研究会

• 河出書房新社 (2001年3月27日発売)

感想・レビュー・書評

[にゃんこさんの感想 · 2015年3月16日]

庶民生活レベルでの出来事をまとめた年表。
戦時中の配給の様子まで記録されています。
ここまで国民の生活を締め付けていたら・・・戦争なんてそりゃ負けるわ。市民の学ぶ意欲と贅沢したい気持ちを抑え込んだら体制はつぶれる。江戸時代の３大改革でもせっかくいいことをやっていても、贅沢を禁止したために数年でアウトになっていたもんね。

また、当時のはやりものに関する記述もおもしろいものがいろいろ。
驚いたのが「肉体の門ごっこ」何をするのかと思ったら、
「女子を縛り上げてリンチするごっこ」らしい。それっていじめでは・・・。

[イヲハラさんの感想 · 2007年9月20日]

昭和の衣食住の変遷を調べるならこれ。
数ある歴史年表の中でもお気に入りがこれ。

[タカノツメさんの感想 · 2006年9月18日]

凄い本第二弾。
１９９８年刊を改定したものだと思います。

[fuji_24さんの感想 · 2004年11月3日]

お金があればほしい本です。

著者プロフィール

（しもかわ・こうし）
1942年、福岡県生まれ。著述家。風俗史家。
著書に、『10代の遺書』『日本残酷写真史』『異常殺人カタログ――驚愕の200事件』（以上、作品社）、『遊郭をみる』（林宏樹との共著、筑摩書房）、『死体と戦争』『日本エロ写真史』『変態さん』（以上、ちくま文庫）、『世紀末エロ写真館』『殺人評論』『死体の文化史』（以上、青弓社）ほか。
編著に、『環境史年表』（昭和・平成編／明治・大正編）、『近代子ども史年表（明治・大正編／昭和・平成編）、『家庭史年表（昭和・平成編／明治・大正編）』、『性風俗史年表（明治編／大正・昭和戦前編／昭和戦後編）（以上、河出書房新社）ほか多数。

「2024年 『性愛古語辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」