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- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309225128
作品紹介・あらすじ
海の民、山の民。国家からこぼれ落ちた放浪者がカミと出会い、芸能を生んだ。信仰と芸能の起源と展開を追う、『季刊東北学』好評連載「民間信仰史研究序説」ここに完結。
感想・レビュー・書評
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序章の永久歩行者についての考察が面白かったので読んでみたのだけど、中身は少し違っていて、結構飛ばし読みしてしまった。
巻末の、多岐にわたる「賤民」の職業グループがバラエティ豊かで、これほどたくさんの職業があったのかと感慨深い。それぞれの信仰とその形態も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厚さの割りには内容がスカスカであるし、論考もそれ程説得的な内容とは言えない
タイトルもあまり本書の性質を表しているとは言えないが、いくらか興味深い内容はありました。 -
いわゆる秘儀としてのわざおぎ、「マナをつけるもの」としての採り物を打ち振るう、シャーマンの末裔としての芸能人を記述。マタラ神などが登場。
他著者の批判が多数収録されているが、本書ではしかし「魔の系譜」等での「セジ高い」谷川健一氏像が見られない。
最後の方に登場する 特殊被差別民体系は圧巻。
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