- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309225302
作品紹介・あらすじ
史料で示す本邦初の日本近代領土史。103の条約や法令等を駆使し懸案の領土問題について、その解決策のヒントと論拠を示す。報道・政治・教育関係者をはじめ全国民必携の書。
感想・レビュー・書評
-
斜め読みする。
研究書というより読む事典。
自分の研究フィールドなのに知らないことだらけだという事実を突きつけられた。
関東州をあちらに返還しなきゃいけない根拠はないらしい。還せっていうかな?誰に?さあ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我が国の領土、といっても、専門的に調べた人でなければぴんと来ないことも多いでしょう。本書は、我が国の領土について、その歴史的経緯や権原についての一次資料とその解説を総覧したものである。一部国際法上の領域取得権原の知識がないと読みくだせないところもあるが、自らの国家領域について関心のある向きなら一度読んで損は無い。
国際法上やや怪しい記述があることも事実。しかし、そこを割り引いても読む価値はあると思う。 -
幕末「日露通好条約」以降103の資料を原典を掲げて徹底検証し、わが国の領土問題について、解決策のヒントと論拠を示す本邦初の領土大典。報道・政治・教育関係者をはじめ全国民必携の書。
本邦初の日本近代領土史。
近代以降の史料を徹底検証、わが国の範囲と論争をあぶり出す。
報道・政治・教育関係者はじめ全国民必携の書。
●幕末「日露通好条約」以降103の史料を原典を掲げて解説。
●欧文原典については、その翻訳に正確を期した。
●原典以外にも、著書・論文・国会答弁等も多数引用。
●領土範囲地図を掲載。
●問題になっている地域については、特に詳述した。
●東京大学名誉教授 第2期日韓歴史共同研究委員会日本側委員長・鳥海靖氏推薦!