仁徳陵の被葬者は継体天皇だ

  • 河出書房新社 (2011年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (252ページ) / ISBN・EAN: 9784309225623

感想・レビュー・書評

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  • 本書はおそらく現天皇家の実質的な祖であろうとされている26代継体天皇が、実は渡来系であり、15代応神天皇とされているやはり渡来系の人物と親子であるという、ある意味突拍子もない説を提示している。
    そして記紀において応神天皇の子とされ、世界遺産となっている大山陵古墳の主である(らしい)仁徳天皇から武烈天皇までは架空の存在とし、あの最大前方後円墳は継体天皇の陵墓なのだそうだ。
    著者は記紀の内容のほとんどが辻褄合わせであるとし(それは多くの史学者がそう記しているけれど)、韓国や中国の史書をソースとしているらしい(原文に当たったのかな)
    それはそれでとても面白い発想だなぁと思うし、韓国の知人によると、彼の国ではこの時代の歴史における日本や中国との交流をとても細かく習うそうで、日本の歴史の教科書に記されているよりずっとずっと人の往来は多かったのかもしれない。ただやっぱり書籍編集者出身の著者の思考は、史学のプロのそれの比べるとあまりにも飛躍が激しいのではないか。
    古代史の分析にはとても想像力が必要だと思う。統一されていない表記、乏しい一次資料、発掘を許されない数々の陵墓…。
    ひょっとして何十年か後、宮内庁が一斉に陵墓の調査に許可を出すようなことになったら…とても意外なことがわかるのかも(そしてそれをわからせないために許可を出さないのかも)

  • 途中で読むのをやめましたが……

    私には文章が読みにくく、初っぱなから置いてきぼりでした。。

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著者プロフィール

旧姓福岡。1940年東京生れ。東京空襲の1年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社。
著書に『馬子の墓』『義経紀行』『漱石の時代』『ヒロシマ』『アマテラス誕生』『武蔵坊弁慶』『隅田八幡鏡』「アマテラスの正体」『天皇象徴の日本と〈私〉1940-2009』『八幡神の正体』『古代七つの金石文』『法隆寺の正体』『日本古代国家の秘密』『ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか』『「猫」と「坊っちゃん」と漱石の言葉』『日本古代史問答法』『エミシはなぜ天皇に差別されたか』『沖縄!』『蘇我王朝の正体』『日本古代国家と天皇の起源』『隠された日本古代史 Ⅰ〜Ⅲ』(いずれも彩流社)、『応神=ヤマトタケルは朝鮮人だった』『仁徳陵の被葬者は継体天皇だ』(河出書房新社)、『日本人の正体』(三五館)、『漱石の秘密』『あっぱれ啄木』(論創社)、『日本古代史集中講義』『「日本書紀」集中講義』『干支一運60年の天皇紀』『天皇象徴の起源と〈私〉の哲学』『改訂版・八幡神の正体』『日本古代史の正体』『天武天皇の正体』『日本書紀と古事記』『天皇の系譜と三種の神器』『蝦夷と東北の日本古代史』『日本古代史講座』『継体天皇=男弟王の正体』(えにし書房)。

「2025年 『藤原不比等と『日本書紀』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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