ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

制作 : 柴田裕之 
  • 河出書房新社
4.18
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本棚登録 : 1446
レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309227375

感想・レビュー・書評

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  • 上巻よりも(宗教絡みのちころあたりが)ちょっと読みにくかったけれど、全編通じてのテーマはわかりやすくて面白かった。
    IoT時代を迎え、ホント、どうなっちゃうんでしょうね、というところ。生きてる間にどこまでどう進むのか。リスクを煽られてもあんまり実感が湧かないのはなぜなんでしょう。(^^)

  • かなり冗長だが思考実験のようでもあり、とても興味深い。上巻の感想でも触れたが、「人間至上主義」への疑問が、動物との関係から書き起こしているのが全体のテーマに繋がっている点で大変面白かった。行動経済学の本としても読めるかもしれない。

  • 人間至上主義に基づいてデータ至上主義が人間の健康と幸福を追求する。
    不死と至福と神の視点を得る人類の行方はいかに?

  • 人間至上主義、自由意志、アルゴリズム様々なことを人間よりうまくこなす、テクノ人間至上主義。アップグレードされた人間とそうでない人間に生まれる埋めようのない格差。豊かさを得て食うことはできるが仕事がない人々、ドラッグとゲームに逃げ込んで経験を貪る、そんな存在に果たして意味があるのか。他の動物がされたように人類も扱われるのではないのか。そんな問題提起。

  • 上下巻合わせて、ようやく読了。
    前作、サピエンス全史ほど
    ドキドキしなかったのは、
    普段からこの手のは評論を読んでるからか。
    もちろん具体例や比喩の使い方、
    例えば話はとっても面白いのですが、
    続きが気になる〜って感じは
    前作のほうが強かったな。

  • 神の国が科学革命や市民革命によって、個人個人の自由や平等を重きとする人間至上主義、自由主義にとってかわり、マルクスの社会主義や、ヒトラーの進化論的人間至上主義も生まれるが、冷戦を打ち負かした自由主義である資本主義。

    その人間至上主義はこれからは、
    テクノ至上主義となり、ホモ・サピエンスは遺伝子工学などのバイオテクノロジーにより、ホモ・デウスなる次の次元へ行く可能性を説く。

    知識という無限大の資源を人間が加速度的に活用するようになった昨今の世界では、戦争や飢餓や疫病で死亡するケースは減少し、新たなテクノロジーによって世界の在り方が変わっていく。

    人間の心理や行動にはアルゴリズムが働いており、人間個人の自由意思などはなく、全ては決められたもしくはランダムなパターンなのだという現代の生物学の見地は、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を彷彿させるものがあり、またユヴァル・ノア・ハラリは、ドーキンスさえも自由主義の信望からは逃れられなかったとする。

    あらゆる価値観がひっくりかえる、農業革命、産業革命、情報革命に匹敵する革命が起こりうる予感をリアルに感じさせてくれる著者だ。

  • 分厚く文字量は多いけれど、その語りは非常に面白い。サピエンスをプロセッサに見立てて語る部分などは、サピエンス全史に続いて、ハラリさんならではの視点だと思う。

  • 今後来たるであろう価値観の変遷への興味をもたらしてくれる。

  • 常々思ってるんですが、図書館本で日々至福を得ている“我々”って、現代社会の経済活動の鬼っ子なんですかねえ?
    無用の大衆には1日中、何をさせていけばいいのかって?薬物とゲーム?…冗談じゃないわ。
    気づきが全くなかったわけじゃないけど、巷の評判ほど素晴らしい本とも思えなかった。「サピエンス全史」とやらもこの調子だったら、ちょっとガッカリだなあ…。

  • 深すぎてちょっと全ては読みきれなかったけど、人類の意味、知能と意識がどちらが価値があるかは色んな意見を聞いていきたいと思いました。

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著者プロフィール

ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)
1976年生まれのイスラエル人歴史学者。専門は世界史とマクロ・ヒストリー。
オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得し、エルサレムのヘブライ大学歴史学部で終身雇用教授として歴史学を教える。軍事史や中世騎士文化についての著書がある。オンライン上での無料講義も行ない、多くの受講者を獲得している。
著書『サピエンス全史』は世界的なベストセラーとなった。2015年にヘブライ語で"Homo Deus: A Brief History of Tomorrow"を出版。その翻訳書『ホモ・デウス』が2018年9月に刊行される。

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