聞かせる技術

著者 :
  • 河出書房新社
3.41
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本棚登録 : 52
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309244402

作品紹介・あらすじ

何を話すかより、どう聞かせるか?考え方ひとつで、あなたの話はきっと伝わる!大講堂での授業で、600人もの学生が熱心に聞き入る秘密はここにあった!ビジネス、プライベートのあらゆる場面に役立つ、相手の心をつかむ秘策を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 聞かせることは技術であると定義し、解説。もう少し焦点を絞ってもよかった。
    ・半径1メートルの話から始めよ。
    ・キーワードで語れ
    ・「学んでのち、足らざる」を知らしめるながら聞き手を引き込む
    は参考になった。

  • 全力でおススメ

  • 内容が薄い書籍でした。

    大勢と話していたとしても1対1として話をするなどは使えそうなテクニックだと思いました。

  • 話を聞いてもらう方法を、学んで実践できるもの(=技術)としてとらえているところが本書の特徴。

    相手の半径1mから話を始めること、皆違った常識で生きていることを念頭に話すこと、聴衆を集合ではなく個々人として捉える、などの大切さを説く。話を聞いてもらうためには、どうすればよいか、という問題意識を持って読むと、本書の内容がより生きると思います。

    関心がないと思われる多数の学生を相手に講義をしている大学の先生ならではのエピソードも、なかなか面白い。

  • 話をどう工夫して聞いてもらうかが実践的に書いてある本。

    ・相手にとっての身近な話題を取り上げる
    ・相手が特になる情報や話
    ・感覚から論理へ、具体から抽象へ
    ・学んでのち、足らざるを知る
    ・ちょっと立ち止まる
    ・あらゆるインプットのとき(話を聞くときや、文章を読むとき)は、それを受けた自分の意見とともに、聞いたり読んだりする。

  • 人に話を聞いてもらう上での技術が詰め込まれた本でした。
    といっても、具体的な技術がたくさん羅列されているというよりは、心得や心掛けがたくさん書かれていたように思います。
    さすが「聞かせる技術」という本を書いているだけあって、非常に読みやすく、すっと降りてくる本でした。
    人生の指南書になりそうです。

  • 聞かせるとは、まず、つかみに成功し適材適所にキーワードを配置し話しにインパクトを与え、時には笑いを入れながら足らざるを知らしめながら聞き手を引き込んでゆく事。

  • この本も購入したのはちょうど1年前。
    F-bizの杮落としとして行われた講演会にて著者の山口義行教授の話を聞き、その場で購入したものでした。日ごろ人前で話すことの多い僕にとっては、非常に参考になる本でした。

    「話す技術」ではなく、「聞かせる技術」
    このことがすごく大切なのです。
    聞いてくれる側のことを考えて、伝えるための技術を話す側が身につけるということです。
    僕もそんなことができたらいいなと感じながら、今までそのポイントを整理できずにいました。

    聞き手をひきつけるポイント
    1)ひとがもっと聞きたいと思う心理を理解する。
     ・自分に足らないと思う「足らざる」を理解させる事が大事
     ・足らざるを理解させるポイント「数字・由来」を利用する
     ・聞かせる→考えさせるに繋げる

    2)「聞かせる」事ができるスキルを身につける
     ・「納得」と「疑問」を常に感じながら新聞を読む
     ・「他の人とは違う」自分を探し、実行する
     ・「引き算の効用」他の人はやるけどれも、自分は「やらない」を作る

    これらを見ると「聞かせる」とは、どういうことなのかを漠然と理解することができた気がします。
    伝えたい内容をしっかりとまとめ、その伝えたい内容に繋ぐ「キーワード」を使って、気づかせることができれば、「聞きたくなる」話をすることができます。
    書かれているすべては実践できませんが、一つづつ実践していきます。

  • 人間は半径1mの範囲でしか生活していない。
    結局得か、損かのそれだけにしか関心がない。
    何かを知りたい、わかりたいという気持ちは人間の本能。これがあるから人は人の話に耳を傾ける。聞かせることは考えさせること。努力は報われる。

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    子どもが聞いてくれない、取引先の課長が聞いてく
    れない、上司が聞いてくれない、彼女が聞いてくれ
    ない……「何を話すか」で悩んでいませんか?大事
    なのは「どう聞かせるか」。心のつかみ方がわかる。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■人間ドラマは、誰にとっても身近な関心事。そこ
     には聞き手が容易に理解し、共感できるものが
     たくさんある

    ■経営者の悩み
     「新商品の開発」
     「販路の拡大」
     「人材の育成」

    ■一見、効果がないような学習であっても、「量」の
     変化は起きている。それをがまんして続けていくと、
     やがて「質」の変化がやってくる

    ■あなたが本気で「相手にきちんと聞いてもらいたい」
     と思うのであれば、たとえ聴衆が何人いても、あな
     たは聞き手と「一対一で対話している」のだと思わ
     なければならない

    ■音楽を聴いて涙を流した経験はあるのに、絵を見
     て涙を流したなんて経験はない。なんでかな?…
     それは、君が絵を描かないからだよ

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