ニコニコ学会βを研究してみた (#NNG)

制作 : 江渡 浩一郎 
  • 河出書房新社
3.60
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本棚登録 : 131
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309245911

作品紹介・あらすじ

プロと野生、総勢40名以上の研究者が圧倒的な熱量を注いで発表に挑んだ怒涛のシンポジウム全記録。

感想・レビュー・書評

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  • 対談がとても面白かった。研究100連発はちょっとピンとこなかった。多分研究の紹介だけで、観客の感想や発展的な発言が載っていないからかな。

    ・芸術とは「わかりそうでわからないもの」で、それがコンテンツの本質だと思う。「わかりそうでわからないもの」を覚えておくという能力を人間はきっと進化で獲得した。

    ・ニコニコ動画のコメントが乗る昨日、実は一ヶ月間許せなかった。一ヶ月くらいして慣れてきて、あ、こっちの方がおもしろいと思った。そのときに僕は、これは海外でもいける可能性があるなと思った。それは、理解するのに時間がかかるから。習熟が必要な文化差異によるコンテンツを海外進出させるべきだと思う。本当に普遍的な物は外人が作っちゃう。ポケモンもiモードもアメリカでは絶対ヒットしないと言われたが、ヒットした。ただし、大人では無く若年層。普遍的なサービスを英語で立ち上げるのは、言語と文化圏が異なる相手の土俵に乗るようなもの。

    ・アルファベットは記号化されすぎていて、意味を表現する、読むのに時間がかかる。そもそも英語圏の人は映画も吹き替えじゃないと見たがらない。なので字幕スピードを少し落として読みやすくする。
    →表音文字と表意文字。ウィトゲンシュタインが「語りえないことについては人は沈黙しなければならない」と述べたのは、表音文字の意識やクオリアとのずれがその言葉を生んだのだ。そもそもそれはプラトンのイデアを生む土台だったと思う。表意文字の方が、言語が人間が表現する限界という思想を生みそうだけど、逆に近すぎてギャップが無いからあまり発展しないのかもしれない。

  • たまたま図書館で手に取り目を通した。6年前に発行され、すでに学会βは解散しているとのこと。この分野の動きはアメーバのようだ。

  • ニコファーレで行われた1回目のゆるやかな学会を書籍化したものです。
    超会議で行われた2回目も両方観ていたから思い出しながら読めました。
    ニコニコ生放送で観ていた当時からの印象は職業研究者よりも「野生の科学者」のほうが出演者が多い感じでした。
    でもだからこそ企業や研究所のルールや限界にとらわれないくだらないように見えたり利益がでなさそうな自由さがあってすごく面白かった。
    それがニコニコっぽいんですよね。

    私も初音ミクは数年で廃れるだろうと思っていたらそれどころか一般化している節すら感じます。
    もはやブランドになっている気がします。

    それと猪子さんは言葉と口がつながってないタイプだな笑
    もしくは頭に浮かんだ言葉に口が追いつかないタイプ。
    私もそういうタイプだからなんとなくわかる…って言ったら怒られる?笑

  • 2013 8/13読了。Amazonで購入。
    前から読みたいと思いつつ読めずにいた本。
    ニコニコ学会β第1回シンポジウムの記録+追記や追加対談集。
    今回、サマーキャンプに参加するということであらためて読んだ。

    第1回からメンツが濃いのは当然として、ニコニコ的な機構をどうこの中に入れられるのかねぇ・・・というのはさて。うーむ。

  • 市井の人の研究発表会。厳密さでは本職に敵わんかもしらんけど、好きで面白いからやっとるんですわ!な熱い思いがヒシヒシと。

    ふと自分を振り返って、好きで始めた仕事のはずが、十数年色々ありつつ所々すり減ってなんだか小さくまとまっとるなあ、と orz
    もっかい初心に帰ってみようという気持ちにさせられるKickstart My Heartな本でした(-_-)

    てことで、まずはズボンを脱いで街へ繰り出そう!←光の速さで逮捕

  • 名前は聞いたことあったけど、実際どんな発表しているのかよく知らなかったけど、この本を読んでようやく分かった。
    てっきり、ニコニコ動画に関する研究の発表だけかと思ったけれども、そういうわけではなさそうだった(むしろ、そうじゃない発表のほうが多いぐらい?)。
    それにしても、初音ミクのすごさを思い知らされる。こないだも、ドミノ・ピザが初音ミクとコラボして注文が殺到したというニュースをきいたし、そのうち政治に利用されることもありえるのかもしれない。

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】002.7||E【資料ID】91124108

  • 発表されたネタの紹介やトーク内容を掲載。くだらないものから論文レベルのものまで色々知れて楽しい。

  • 資料ID: W0170091
    請求記号: 002.7||N 71
    配架場所: 本館1F電動書架A

    「第1回ニコニコ学会βシンポジウム」の記録。
    1つの研究の紹介が1分以下で進行する「研究100連発」
    一般からの公募で行われた「研究してみたマッドネス」
    野生の研究者達による熱い研究の連続に気がついたらニコニコしてしまっていた。(M)

  • 業界の中で偉い、偉くないとか関係なしに、フラットかつ楽しく意見交換できれば、そのコミュニティの発展にプラスになるだろうな、と前から思っていたのだけれど、その受け皿としてニコニコ学会みたいな場の存在って、希望だなあ。と、感じたのでした。

    既存の学会を代替するものではなく、補完する存在としてのニコニコ学会には注目したいし、参加もしてみたい。読んでそんな事を考えました。

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