哲学のメガネ

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 34
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309247519

感想・レビュー・書評

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  • 231116-2-2

  • 哲学

  • 非常に明快かつわかりやすい論旨で、哲学がどのように「役に立つ」のかが体感的に理解できるようになっていて、良書。

    ただちょっと科学とか現在の環境汚染についての認識とかがえらい偏った感じになっていて、だからたとえばハイデガーの道具解釈とか、ちょっと首をひねるものになっちゃってるところはある。

  • すべての事象の背後には大きな意味が流れている。哲学の使命は、一見まったく関係のない事象の背後にある意味を一つに結びつけ、その大いなるまなざしでもって世界を眺めることだと筆者はいう。時代の流れなどによって影響を受けることのない哲学。
    私たちにとって身近な事象を例にとりながら、哲学の観点ではそれをどう読み解くのかが述べられている。自身の物事への見方に新しい視点が見つかる1冊。

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著者プロフィール

詩人、哲学者。紀元アカデミア代表。
1958年東京生まれ。元専修大学教授難波宏至氏(故人)に師事し、哲学、文学等を学ぶ。1999年に紀元アカデミアを設立。プラトンの学園「アカデメイア」に倣い、哲学や芸術の創造的拠点となることをめざす。また詩人としても閉塞的な現代詩の枠を超え、現代文明への批判精神に満ちたユニークな詩作を展開している。

「2022年 『詩と哲学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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