子どもの心の育てかた

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 789
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309247663

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが親に甘えられる、依存できるようにしてあげることが自己肯定感の高まりにつながるのかな。自分のことを大切にできない人は人も大切にできないって言うもんね。

  • 2019.1.3
    「いい子だから可愛がるのではなく、可愛がるからいい子になるのです」
    この言葉を忘れずに育児に励もう。

    この先もきっと何度も読み直す本。買ってよかった。

  • 母ではない、でも、子ども時代もあった、「大人」のわたしにとって、目次の時点でハッとするものばかり。

    これから子どもに関わっていくことになると思う。大事にしたい本。

    ただ、親じゃないからわかんないけど、今はこれだけ(考え方、価値観が)じゃなくない?とか、ちょっと古い気もするなぁ〜と感じるところも個人的にはあった。果たして、真相はどうなのだろうか。

  • 子育てする時には必ず参考にしたいと思った。

    書かれている内容とほぼ反対の方法で育てられ、結果、自尊心の低さ・人間不信に悩んで生きてきた。

    本の前半は各項目でフラッシュバックを起こし、忘れていた悲しみや無力感・無価値感でいっぱいになり、読了するのにだいぶ時間がかかった。

    徒に自己否定し思い悩むのではなく、「こう育てられたから今の不調も仕方ないか」と過去と現在を受け入れるきっかけになった。

  • 佐々木正美先生の本は、言葉がとても優しくて温かい気持ちになれます。子育てで悩んでいることがあれば背中を押してくれたり、これでいいんだと思わせてくれます。子どもを大切に思い、子どもの願いを叶えてやり、子どもの成長を温かく見守りたいと思わせてくれます。私は佐々木正美先生の本を定期的に読むようにしています。この本は特に読みやすく、2.3時間もあれば読破出来ます。読み終わった後は自分の心にゆとりが出来、子どもを愛しいとき思う気持ちが高まります。

  • 全てのお母さん、子どもに関わる人達にプレゼントしたい本ですね。

  • 子どもとの向き合い方を学べる良書。父親でしたがこの本を読んでから娘との向き合い方がクリアになりました。

  • 子どもへ愛していることを伝える。
    しからずに、なるべくよいところをみて伸ばす。
    そんな子育てをしていると自分は甘やかしすぎじゃないか。子どもになめられている、もっと厳しくしなくてはいけないのではないかとよく悩む。
    でも、本書では、専門医から、子どもの希望することを叶えてあげる形で育てることを推奨されており、冒頭のような悩みについても、今のままでいいと、自分の子育ての考え方に自信が持てるようになった一冊だった。

    簡単なようで、実践が難しい、子育てにおいて持つべき考え方がかかれていると思う。
    これまで沢山の子育ての現場を見てきたであろう、著者の経験則や主観が多い印象だが、すんなり納得できる考え方が多かった。

    これ、実践できていないなぁと反省する部分も多く、定期的に読み返して確認したいと思える本だった。

  • 絵本作家の岡田千晶さんの挿絵が、本当に子どもの手触りを写し取ったかのような柔らかさ。そして、著者の語りかける姿が伝わってくる目次。何度も読み返したくなる、やさしい本。

    児童精神科医であった著者が一番伝えたかったことは、子どもを甘やかすことを恐れないこと。いい子にしているときだけではなく、どんなときにも話をたくさん聞き、のぞむことを与えてあげる。

    個人的には、同著者の『子どものまなざし』よりもスッと伝わってくる気がする。2016年発行の本なので、子育てする時期と近いからか。もしくは、著者が重ねた月日が年輪のように言葉に厚みを与えているからか。
    今は亡き佐々木正美さんの語りを、折に触れて読み返したい。

  • 速度。ところどころ大切なことや自分の考えと似ていることが書いてある。繰り返し読んで心に留めておくようにしたい。

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著者プロフィール

児童精神科医。1935年生まれ。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学留学後、国立秩父学園、東京大学、東京女子医科大学、ノースカロライナ大学等にて、子どもたちの精神医療に従事する。現在、川崎医療福祉大学特任教授。
日本で初めてTEACCHを紹介し、普及に努める、TEACCH及び自閉症医療の第一人者である。
近著に『子どもへのまなざし』『続 子どもへのまなざし』『完 子どもへのまなざし』(以上 福音館)『「育てにくい子」と感じたときに読む本』(主婦の主社) 『アスペルガーを生きる子どもたちへ』(日本評論社)ほか多数

「2011年 『出会いでつむぐ私の仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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