競争優位で勝つ統計学 ---わずかな差を大きな勝利に変える方法

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 203
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309252568

感想・レビュー・書評

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  • 私はギャンブラーです。競馬をやります。そんなバックグラウンドもあり、この本に興味を持ち読んでみました。

    なぜ、カジノでブラックジャックしかやらないのかがよくわかりました。勝てるギャンブル(のようなもの)はブラックジャックしかないということを統計的に導いてますが、その詳細な計算は書かれていません。書かれていても理解できないでしょうし、それがあると急に数学の本になってしまうので書かれてなくて正解です。

    常に勝つとか、そういう類の必勝法ではなく、勝てる可能性の高い条件設定をしっかりとキャッチし、そこで的確にベットして勝つということが書かれています。

    それはブラックジャックだけではなく、NBAやNFLなどのスポーツにも適用したことが書かれています。ただ、こちらも詳しいことは書かれていません。

    全体を通して考え方の大枠が書かれているだけ。なので、詳細を期待している人はハズレだと思いますが、そういう読み物として手に取った私には非常に面白いものでした。

    私も私なりに、競馬への向き合い方を見直そうかと思います。

  • 自分自身が何か学びがあったわけではないが、統計の重要性やその限界が本として綺麗にまとまっているため、自分が起業した時にはぜひメンバーに読んでもらいたいと思う、そういった一冊。

  • 論理的に分析し意思決定をするための本は多いものの、ブラックジャック、プロスポーツ、金融の事例を通じてその重要性を痛感させる一冊。

  • 統計学を武器として正しく使うためのポイントがわかる書籍。加えて、単なる統計学の説明ではなく、目的を達成するために必要な人・組織・プロセスのグッドプラクティスを提示。ビジネスに活かせる要素が多々あり。

須川綾子の作品

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