物理学対話---古典力学から量子力学まで (KAWADEルネサンス)
- 河出書房新社 (2012年1月19日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309252605
感想・レビュー・書評
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砂川先生は、理系の大学生であれば一度はお世話になった人が多いのではないだろうか。
そう、電磁気学の教科書で、である。
学生時代には、砂川先生の理論電気学第3版を必死に読んだ記憶があります。
本書は電磁気学というよりも物理全般に関する一般人向けの本である、が、物理を学んだ人が読んでもなるほどそうだったのか、とか、そーゆー考え方もあるのか、と目から鱗が落ちるところもある。
物理を学ぶ人は、数学にこだわるのではなく、物理にこだわるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電磁気学で有名な砂川先生の本。少しくどく書きすぎと思えた。具体例がたくさん欲しい内容でした。
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砂川先生がこのような著作を残していたとは。
一般向けに書かれた内容にもかかわらず、現代物理へと続く思考の流れを、誤魔化すことなくたどっている。
物理に限らず科学は常に修正され続けていくものだが、過去のパラダイムが当時としては如何に妥当であり、またなぜ修正の必要が出たのかを考えていく過程は驚くほど教育的であり、目を養う。
一般向けの本の博物的な内容に飽きている人は、一読の価値ありだろう。
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