世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え 世界の第一人者100人が100の質問に答える
- 河出書房新社 (2013年11月12日発売)


- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309252926
感想・レビュー・書評
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イギリスの小学生100人の素朴な質問に、その道の専門家が答えた内容。
アッテンボロー、ドーキンス、チョムスキーなども登場。
子供ならではの質問に、誠実に返事していて、大人でも面白く読めます。
もし自分が聞かれたらなんて答えるか?
考えながら読んだので、けっこうくたびれましたけど(笑)
疎い分野の答えは、おおそうだったのか!?と参考になって~面白いですよ。
「ミミズをたべても大丈夫?」という質問に、「大丈夫!」というのが笑えました。
「夜になるとなぜ暗いの?」
「どうして音楽があるの?」
「私は何でできているの?」
「どんなふうに恋に落ちるの?」
「なぜ意地悪なんかするのかな?」
「ウシが1年間おならをがまんして、大きいのを一発したら、宇宙まで飛んでいける?」なんて質問までありました。
「神様って、だれ?」
という質問には、複数の回答。
決めつけないような書き方になっています。
「なぜ戦争があるの?」という質問には、「よく話し合わないから」と。
「偉い人が怖がると、起きる」
‥確かに。
イギリスならではの質問は削除したそうですが、どんなのだったんでしょうねえ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスの子供たち100人から集めた質問に、100人のその道の専門家が答えた、楽しい1冊です。
質問の種類はいろいろ。
「わたしのネコはどうしていつも家に帰る道がわかるの?」
「どうして音楽があるの?」
「わたしは、なにでできているの?」
科学的なものから、哲学的なものまで。
中には「ウシが1年間おならをがまんして、大きいのを一発したら、宇宙まで飛んでいける?」なんてエキサイティングな質問もあります。
さてさて、そんな質問に大人はどう答えるのでしょう。
その道の専門家には、科学者、作家、冒険家、アスリート、コメディアンなど、さまざまな人が選ばれています。
1つの質問に3人分の回答が掲載されているものもあり、視点が変わると回答もこんなにちがうんだ!…という面白さも味わえました。
子供にわかりやすく説明することの難しさもひしひしと感じました。
ユーモアをまじえながら、簡単な言葉で伝えるセンスを見習いたいです。 -
わたしは、なにでできているの?
人はどうして永遠に生きていられないの?
自分で自分をくすぐれないのはなぜ?
世界にはどうしてたくさんの国があって、ひとつの大きい国ではないの?
虹はなにでできている?
どんなふうに恋に落ちるの?
……などなど、イギリスの子供たちから集まった身近な疑問に、それぞれの道の第一人者が答えていく。
質問によっては哲学的な回答も見られ、むしろ大人が読むと楽しめるのではないかなと感じた。
知っていそうで知らないこと、もしくは子供にあらためて聞かれたらどう答えようか考えこんでしまいそうな質問と回答がちりばめられていて、いろいろ考えさせられた。 -
図書館でいい本ないかな?と探していた時目の前にこの本があり最初は面白いのかな❓と思っていましたが、読んでみたら、、、、、、、、、、、、、
「ものすごく面白い‼︎」と思わず言ってしまいました。とくに「水にさわると、どうしてぬれている感じがするの?」びっくりしました。
子供も大人も楽しく読めます。一言で表すとしたら
⬇︎下に書いてあります⬇︎
「笑」
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イギリスの小学生の素朴な100の質問に各界の著名人が答える…という本。そうだったのか!と思う答えもあれば、自分ならなんて答えるかなーと考えさせられるのもあり。うちの子供の反応も良かったです。「世界でいちばん力持ちの動物はなあに?」「おしっこはどうして黄色いの?」とかを真剣に読んで、自分で納得した答えを教えてくれました。私自身は「世界最初の芸術家はだれ?」(回答:マイケル・ウッド(歴史家))「わたしの脳はどうやってわたしを思いどおりに動かしているの?」(回答:スーザン・グリーンフィールド(神経科学者))が面白かった。
回答者にNHKやBBCの番組や、TEDで見たことのある人もいて、面白そうだなーと思い購入。ちょっと高かったけど、買ってよかったなと思います。 -
「ミミズを食べても大丈夫?」「いろんな肌の人がいるのはなぜ?」「どんな風に恋に落ちるの?」もし子どもたちにこんな質問をされたら、あなたは何て答えますか?世界中の子どもたちから寄せられた素朴な質問に、世界中の有名学者や作家、冒険家が答えます。この世界に溢れた様々な「なぜ?」に、きっとこの世界の「面白さ」をもう一度思い出させてくれる、そんな一冊です。(A.S)
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ミミズは食べても大丈夫?
おしっこはなぜ黄色いの?
ネコはなぜ必ず私の家に戻ってこれるの?
夜になると何故暗いの?
何故意地悪なんかするの?
戦争は何故起きるの?
といった子どもの質問に、世界の第一線で活躍する専門家が答えるというシンプルな内容。学級文庫にぴったりです。
しかし、不思議なのは「どうやって赤ちゃんは生まれるの?」という定番の質問がなかったこと -
軽ーく読める本を探して旅先でうろうろしていたら発見。
シンプルな構成に惹かれて購入しました。
海はどこからきたの?
ハチはハチを刺せる?
世界で初めて本を書いた人はだれ?
子どもが大人に向かってする質問は、とてもユーモラスかつ難しいものばかりである。
訊いてきた子につっけんどんにするのは簡単だけど、疑問に思った気持ちを大事にして、しっかり答えてあげよう。
大丈夫、この本では各分野のスペシャリストが世紀の難問に真正面から向き合って答えを出してくれている。
彼らの意見を参考に、純粋な好奇心に対峙してみようじゃないか。
自分が子どものときは、こんなに頭が柔らかかっただろうか…と思ってしまうほど、おもしろい質問がずらりと並びます。
そして、所詮子どもだから、と相手を侮った態度は一切ない、丁寧で真摯な回答が同様に控えています。
専門用語をなるべく使わないように、でも必要な知識はきちんと伝えたい、というあたたかい想いが伝わってくる文体が素敵です。
いきなりアッテンボローがでてきてテンションが最高点に到達したのはきっとわたしだけ。 -
【内容紹介】
「数字は永遠につづく?」
「どんなふうに恋に落ちるの?」
「人はどうして永遠に生きていられないの?」
…科学、哲学、社会、スポーツなど、子どもたちが投げかけた誰もが知りたい身近な疑問に、ドーキンス、チョムスキーなどの世界的な第一人者はどう答えたのか?
世界的な第一人者による珠玉の回答集! -
なじ■
子ども達の素朴な質問に専門家が本気で答える
イギリス版「子ども電話相談室」的なQ&A集。
質問の性格上仕方ないんですが、
ちょっと抽象的な答えも多かったので
へーッなるほど!!レベルは
『全国こども電話相談室』の方が上だったんですが、
それでもこちらも十二分に新しい驚きや発見、
人生の糧となる言葉に溢れていて
清々しい気持ちで読み終えました。
どこの国でも子ども達の質問は
本当にそれ自体が輝いてるなあ!
著者プロフィール
ジェンマ・エルウィン・ハリスの作品





