庭園美術館へようこそ: 旧朝香宮邸をめぐる6つの物語

制作 : 東京都庭園美術館 
  • 河出書房新社
3.17
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本棚登録 : 79
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309255576

感想・レビュー・書評

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  • 珍しい本。庭園美術館すき。ほしよりこさんの漫画もあった!

  • 庭園美術館にいく用ができたのと、最近朝吹真理子さんのお話を聴いて興味が沸いたのと、その掛け合わせを縁に読んでみた本。

    ・装丁がおしゃれで手元に置いておきたくなる。

    ・作家、料理家、音楽家などそれぞれの立場や異なる着目点から庭園美術館を翻訳されていて想像が膨らむ。こういう本が出されることがこの美術館の特別さをそのまま表している感じがする。

    ・写真も数点あるが、建物の様子がわかるものいうよりはそこにある空気を切り取ったようなアート性強いものなので、昔一度訪れた時の視覚情報記憶を呼び起こしながら読んだ。

    ・記憶に残りやすかったのか、同じエピソードを紹介されていて重複情報があったりするのもまたおもしろい。

  • アールデコの、あの美術館の本です
    写真は、とても少なくてそれもイメージフォトで
    そのかわり、その時代を想像させる資料をもとに創作物語がちりばめられています
    ピアノ小品の楽譜もついてるんだけど、自分の頭の中では
    うまく再生できないのが残念(´・ω・`)

    朝香宮と明治天皇の皇女であった充子(のぶこ)内親王が主となって、アンリ・ラパンと船便で連絡を取りながら竣工されたようです
    ドラマがあってよかったな

  • ほしよりこさんつながりでたどり着いた本。
    旧朝香宮邸の歴史を思い描きながら、アール・デコの美しい建造物、庭園、あらためてゆっくりと訪れてみたい。

  • 庭園美術館の歴史についてわかる内容です。
    薄くてすぐ読み終わります。

    庭園美術館に行ったことのある人のほうが楽しめる内容なのかな、と思いました。

  • 旧朝香宮邸を様々な角度から楽しめる6つの小作品集。とくに心に残ったのは福田里香さん『母と娘の、たてもの と たべもの』あのアール・デコの館から感じる"かわいさ"の所以は、美術を愛する允子内親王の高揚感だという表現、なるほどなあ。

  • 2015 6/18

  • リニューアルした庭園美術館に先日行き、堪能した後に読んだのでまた一興。
    朝吹真理子さん目当てでもあったけどなかなか深い一冊。旧朝香宮廷の歴史がよくわかり、またあそこに訪れたくなる

  • 2014年11月、リニューアル・オープンする東京都庭園美術館。本書はリニューアル記念として刊行される美術館読本。旧朝香宮邸を巡る6つの物語は、新しい未来への物語の序章に…

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著者プロフィール

1984年、東京生れ。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、「きことわ」で芥川賞を受賞。

「2022年 『細野晴臣 夢十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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