マルセル・デュシャン アフタヌーン・インタヴューズ: アート、アーティスト、そして人生について

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309256061

感想・レビュー・書評

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  • 20世紀初めからその時々で変化するマルセル・デュシャンのアートへの態度の変化、あらゆるモノを疑い、あらゆるドグマを拒絶し、自由とユーモアを求めた。
    その上で「わたしの言うことを信じちゃあいけませんよ」と食えないことを軽々しく言ったりする。

    こんなミステリアスなおじさんいたら誰だって気になる。アート界は彼の言葉に100年近く囚われたまま(?)である。そんなことは本書には載っていないが。

    現代アートの思考様式の源流を、デュシャン本人の言葉で辿っているような、自然な口語訳がとても気持ちがよい。

  • 精神活動してのアート。アートの金銭価値から抜け出すためのレディメイド。自由であるための工夫。キュビストは古風。無償の態度。

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著者プロフィール

1887年生まれ。レディメイドや大ガラスといった作品によって、20世紀の現代アートに決定的な影響を与える。1968年没。

「2018年 『マルセル・デュシャン アフタヌーン・インタヴューズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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