マルセル・デュシャン アフタヌーン・インタヴューズ: アート、アーティスト、そして人生について
- 河出書房新社 (2018年9月26日発売)
本棚登録 : 71人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309256061
感想・レビュー・書評
-
20世紀初めからその時々で変化するマルセル・デュシャンのアートへの態度の変化、あらゆるモノを疑い、あらゆるドグマを拒絶し、自由とユーモアを求めた。
その上で「わたしの言うことを信じちゃあいけませんよ」と食えないことを軽々しく言ったりする。
こんなミステリアスなおじさんいたら誰だって気になる。アート界は彼の言葉に100年近く囚われたまま(?)である。そんなことは本書には載っていないが。
現代アートの思考様式の源流を、デュシャン本人の言葉で辿っているような、自然な口語訳がとても気持ちがよい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
精神活動してのアート。アートの金銭価値から抜け出すためのレディメイド。自由であるための工夫。キュビストは古風。無償の態度。
全2件中 1 - 2件を表示