志村貴子短編集 まじわる中央感情線

志村貴子

• 河出書房新社 (2024年11月26日発売)

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2024年11月18日]

志村貴子(@takakoshimura_info) • Instagram写真と動画
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志村貴子｜note
https://note.com/takakoshimura/

志村貴子、待望の短編集を刊行!!　貴重な未収録作に描きおろし新作を加えた全９作品。サイン会も開催決定！｜Web河出
https://web.kawade.co.jp/information/108638/

志村貴子短編集 まじわる中央感情線
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257853/
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(Marcieさん)marcie's booksの本棚から

[knkt09222さんの感想 · 2025年2月10日]

作者いわく、
「まじわる中央感情線」→「猫のことわり」と改題
「まじわる中央感情線」→「不機嫌ゲシュタルト」改題
描きおろしで「まじわる中央感情線」を収録して、本書の総題へ。
こだわり……。
個人的には「猫のことわり」と「まじわる中央感情線」が好き。
特製ステッカーは「太めの女」の坊ちゃんが当たった。
引き悪くて笑っちゃったが、よく見ると可愛くて悪くない。

＠

2010年以降に発表した貴重な未収録作を一挙収録

収録作品一覧
・不機嫌ゲシュタルト
・太めの女
・朝歩く
・散る散る満ちる
・卒業
・転校
・隣人
・猫のことわり
・まじわる中央感情線（※描きおろし新作）

「特製ステッカー５種類」（非売品・初回限定ランダム封入）制作決定！

[palebluedotさんの感想 · 2024年12月31日]

──元カノに会った　銭湯で。
　　なんとなく腹を引っ込めたが　今さらとりつくろってどうにかなるものでもなかった

という志村貴子の短編集。
めちゃくちゃ雑多。それがいい。

「まじわる中央感情線」という短編が「猫のことわり」と改題され
別の「まじわる中央感情線」という短編が「不機嫌ゲシュタルト」と改題され
この本のために「まじわる中央感情線」という短編が書き下ろされたという変な経緯の一冊でした。

[kalsjさんの感想 · 2025年2月23日]

百合（GL）もBLもヘテロも、ほのぼのも切ないのもドロドロも屑もサイコパスも、その名の通りあらゆる「感情」が交わる合流地点のような、雑多な短篇集。なんやこれwと思うのも、すごく好きなのもある。
「太めの女」は何度読んでも傑作。不倫ドロドロ歳の差純愛主従五角関係……。
「転校」はこわすぎ。
BLに疎いので、男性キャラの乳首を弄る描写を見るといまだにギョッとしちゃう。
ラストの猫連作はほっこり笑った。

著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても（9）』 で使われていた紹介文から引用しています。」